ガンガンコミックス 裏世界ピクニック 9巻

著者名：宮澤伊織【原作】/水野英多【作画】/shirakaba【キャラクター原案】

スクウェア・エニックス（2022/09発売）

• ISBN：9784757581333

内容説明

【そうだったね。“共犯者”だもんね、私たち。】
季節は秋。DS研で｢コトリバコ｣の呪いと対峙した空魚と鳥子は、<裏世界>探検の日々へと復帰する。お弁当と農機を持ち込んで異界の草原をのんびり走って、辿り着いた先で遭遇した怪異は｢ヤマノケ｣…!!そして、大学の後輩が持ち込んだ悩み事｢サンヌキカノ｣の怪異の解決に乗り出したふたりだが、そこにも｢閏間冴月｣の影が――!?原作者･宮澤伊織氏書き下ろしSSを特別収録!!
(C)Iori Miyazawa / Hayakawa Publishing Corporation (C)2022 Eita Mizuno

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

漸くタイトル回収！！裏世界でのピクニックを挟んで、前半はコトリバコ編の解決、後半はサンヌキカノ編への導入。コトリバコあたりから、閠間冴月の幻影が空魚の周囲をちらつき始める。確かに、閠間冴月がウルトラブルーの世界への道連れに選ぶなら空魚が最適なパートナーかも。まぁ空魚を御せるとは思えないが(苦笑)そして裏世界移動へのマシン導入。少しだけ冒険に余裕が出てきたかと思ったら、テンソウメツの化け物に憑依されてしまう空魚。鳥子が久々の活躍回。ふたりの絆が深まってきた。そして相変わらず受難な小桜さん、憐れ。

2022/09/29

[しまふくろう]

続けて購入。　物語はコトリバコの顛末とヤマノケとの遭遇とサンヌキカノの話の序盤。色々気を回すのに報われない小桜が可哀想なんだけれど笑ってしまう。たしかにこの中では唯一の一般社会人だなあ。だんだん距離が縮まる二人もだけれど、キャラが増える毎に空魚の世界も広がっているのが分かって面白い。　続きが楽しみ。

2022/12/16

[芳樹@マンガ専用]

【BW】コトリバコ編も怖かったが、ヤマノケ編も恐ろしい。山を歩いていてあんなの出てきたら一瞬で気を失う自信があるな。それよりも怖いのが冴月ののっぺりと描かれる咲月の表情。彼女が出てくる度にドキドキします。次回はサンヌキカノ編ということで、カラテカ茜理の活躍に期待。

2022/09/12

[コリエル]

漫画で読み返して思ったのは、空魚の家族とカルトがみんな死んでトラブルから逃れられたエピソードが本当の記憶なのか疑惑。裏世界からの干渉の可能性はありそう。茜理が小桜の家を突き当てた経緯がやや曖昧で胡散臭いが、その後を見るにこれは勘ぐり過ぎかな。カラテカの勘で突き止めたのだろう。

2022/09/12

[毎日が日曜日]

★★★＋

2022/09/15