光文社文庫<br> 死のある風景 増補版~鬼貫警部事件簿~

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光文社文庫
死のある風景 増補版~鬼貫警部事件簿~

  • 著者名:鮎川哲也
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 光文社(2022/08発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334794033

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内容説明

嫁ぐ日を間近に控えて失踪し、無惨な死体となって発見された二人の若い女性。会社勤めの真佐子は阿蘇山の噴火口に身を投げ、看護師の鶴子は金沢の内灘海岸で銃弾を受けて死んでいた。幸福の頂点にあった二人を襲った悲劇の裏には一体何が? そして多摩の山中で三人目の犠牲者が! 幾重にも錯綜する謎を解き明かし、難攻不落のアリバイに挑む鬼貫警部と丹那刑事!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぬぬよよ

9
綿密なアリバイトリック。鬼貫警部の出番少なめでした。ザ昭和な会話や描写で、現代では違和感あるだろうなあと思いながら読み進めました2023/07/14

コチ吉

9
原型となった中編も収められているので、どう構想を膨らませて長編にしたのかが分かり、興味深い。鮎川氏のアリバイものとして十分に読み応えがあった。ただ、射殺事件において犯行が行われたと目される時刻と、実際に行われた時刻に2時間以上の開きがあるのは不自然な筈だ。2022/09/15

岩田貴雄

0
電報の時代である。初期捜査が、杜撰じゃねえと思いつつ、時刻表トリックが解かれていく。ちょっと凶器の謎は、気が付くのが難しい。中編だと美知子さん大活躍。2023/07/03

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