内容説明
かつての相談客・裕木が拝み屋・郷内のもとへ持ち込んだ、200話にも及ぶ生々しい怪談実話。
突如校庭に現れた生首、遊びに誘いにくる死んだはずの子供。写真に写り込んだ、異様な巨体をもつ女……。
奇怪な記録を読み進めるうちに、郷内は複数の怪談に繰り返し登場する不気味な女の影に気づく。
一連の「念珠怪談」に隠された、ある驚愕の真相とは――。
これは読む者を奈落の底へと突き落とす「生きた怪異」、その後半の記録である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
65
さぁ後半戦。かつての依頼者が持ち込んだ実話怪談のレポートを読み進める形式で語られていく怪異譚。1ページほどの短いエピソードの積み重ね、合間にいわく在り気な出来事も・・・。冒頭に“度々姿を現す三人の怪人物”の正体が解るにつれ、深まる厭ぁな空気。なんだかとんでもない魔人が現れちゃったよ。力を失いかけている郷内さん、勝てそうもないんだが。というか、湖姫さんが悪者とも限らないような気もするんだが・・・。2022/08/10
HANA
58
相談者が集めて来た怪談の数々、それらを読み進めるうちに奇妙な共通点がある事に気が付き…。と幾つもの話の中から一つの大きな話が浮かび上がって来るというのは非常に好みなんだけど…。それがサイキックウォーズに行きつくのは著者ならではというか、実話怪談という煽りに踊らされたこちらが悪いのか。普通の怪談集のつもりで読んでたら、夢枕獏や菊池秀行の世界に投げ込まれた感じである。あそこまで派手じゃないけど。ラストも「俺たちの戦いはこれからだ」的な終わり方で、このシリーズもまだまだ先が長い事を予感させてくれました。2024/07/22
あたびー
42
前巻に続き、裕木真希乃が収集した実話怪談ノートを郷内さんが読んでいるという形。前巻で関連性を感じていた件が、更に新たな案件を絡み合わせながら、長大なドラマになっている。あいだあいだに挟まっているのは実際実話なのだろうとは思えるものの、外枠側を全部事実と捉えることはいくらなんでも不可能に思われる。フィクションならフィクションで十二分に面白いのでそれで良く、余り難しく考えずに楽しむことにした。本巻の最後にはまた次へと繋がる予兆があり、楽しみに待つことにする。2022/08/02
坂城 弥生
41
裕木さんが集めた怪談が段々繋がっていくのが怖かった…これからどうなるかも怖い…2022/10/10
ドアラ竜の壁
28
「緋色の女」の続編。裕木真希乃が蒐集した200話の怪談記録の中に繰り返し出てくる不気味な女の影。霜石湖姫という魔人を相手に郷内さんはどう挑むのか?続編が気になる。 2025/10/05
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