霧の灯台

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霧の灯台

  • 著者名:竹下文子/鈴木まもる
  • 価格 ¥1,188(本体¥1,080)
  • 偕成社(2022/06発売)
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  • ISBN:9784035282501

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内容説明

霧の多い無人島で、ひとり灯台守をしてきたカイ。サンゴロウは深い友情を感じるが、カイには悲しい秘密があった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つくよみ

50
図書館本:「黒ねこサンゴロウシリーズ」第5巻。遠くの島までの仕事の帰り、磁気の霧にまかれたマリン号。灯台の光を頼りに、小島に上陸したサンゴロウを待っていたのは・・・?助けてくれたのは、独り灯台守をするカイだった。霧が晴れるのを待つ間、カイの勧めで灯台で暮らすことにしたサンゴロウ。心が落ち着かない日々を過ごしていたサンゴロウに訪れた、不思議な安らぎのひと時のお話。無事にうみねこ島に戻ったサンゴロウが知った、驚愕の真相とは?ついに記憶喪失のあらましが語られ、新たなる冒険の幕が上がる。この続きは新シリーズで。2013/12/06

小夜風

23
【図書館】やられた……。サンゴロウでこんなに泣かされるとは……。サンゴロウの「ハッピーエンドだ」……の言葉に、切ないながらも、良かったねって思いました。2015/08/21

yohiiiidayo

20
黒ねこサンゴロウシリーズ5巻目読了。人が寄り付かない、霧に覆われた灯台が舞台。疾走感あふれる船旅から打って変わってしっとりとした雰囲気が素敵。2016/11/10

かおりんご

17
児童書。サンゴロウシリーズ第5弾。一応完結?これまでの話と違って、ちょっぴり切なくホラー要素もある話。霧の中、サンゴロウの乗るマリン号が南の海をただよっていると、灯台守が助けに来てくれる。つれて行かれた灯台は、何やら不思議な場所。灯台守のカイは、一体何者なのだろうか。一人読みビギナーさん向け。2019/10/20

april-cat

13
5巻は再びサンゴロウの一人称。まえの4巻とちょっと毛色の変わったストーリー。しつこくハードボイルド路線で言うなら、子ども向けにアレンジされた『The Long Goodbye』のような? 静かな余韻の残る終わりでした。とりあえずサンゴロウシリーズはこれにて完結なんだけど、サンゴロウの秘密が全く明らかになってない!ということで続編である黒ねこサンゴロウ旅のつづきシリーズへと突入しませう。2013/03/03

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