ケンとミリ

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ケンとミリ

  • 著者名:竹下文子/鈴木まもる
  • 価格 ¥1,188(本体¥1,080)
  • 偕成社(2022/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784035282600

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内容説明

ケンといとこのミリが乗ったボートが沖で漂流した。ぐんぐん流される夜の海で、ケンはサンゴロウと再会する。シリーズ続編!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つくよみ

46
図書館本:黒ねこサンゴロウ、新シリーズ開幕。前シリーズで、サンゴロウと冒険した少年ケンと、サンゴロウの危機を「声の波」で救った少女ミリが登場。サンゴロウとの冒険から5年。少し大人になったケンは、いとこのミリの家庭教師を務めるべく、懐かしいハナミサキへ向かう・・・。ケン視点で話が進む、タイトル通りの、ケンとミリの交流を軸にしたお話。その2人の危機を、サンゴロウの「声の波」が救う。ミリの持つ不思議な力の意味は?ケンがサンゴロウと再会する日は来るのか?新たなる冒険談の始まりに、期待が膨らむ作品。2013/12/09

小夜風

27
【図書館】サンゴロウはケンのことをちゃんと覚えているんだ!と嬉しくなりました。家庭に問題があり学校に馴染めないミリのことを可哀想と思ってしまう自分は、ケンが母親に言った言葉が胸に突き刺さりました。ケンとミリにサンゴロウがいてくれて良かったな。サンゴロウがケンにくれたキーを、この本を読んだ子どもたちも受け取って、忘れずにいてくれたら良いな。2015/09/08

かおりんご

19
児童書。黒ねこサンゴロウシリーズの新シリーズ。前作に出てきたケンとミリがちょっぴり大きくなって登場。サンゴロウの出番は少ない。このシリーズ、ちょっと対象年齢があがっていないか?と思わせるメッセージが盛り込まれている。思春期の児童におすすめしたいが、表記は簡単すぎるので敬遠されそう。中学年でサンゴロウシリーズを読んでいた子が、高学年になって、「あ、このシリーズ、続きがあったんだ?」的に手にしてもらうのが理想。2019/10/20

ひめか*

15
久しぶりのケン視点の物語。あれから5年経ち、13歳になったケンは従姉妹のミリの家庭教師をやることに。ミリは複雑な家庭事情があり、成績が悪くて学校も大嫌いだけど、特殊な能力を持ってる。学校行きたくない、空を飛びたいと言うミリに、ケン視点では手が焼けるし面倒だなと思ったけど、ミリの考え方や気持ちもよくわかるなと思った。ピンチな時に颯爽と現れるサンゴロウがかっこよくて、一人で色んなことができるようになったケンもかっこよくなっていた。大人たちは心配するだろうけど、子供だけが知ってるちょっとした冒険はワクワクした。2019/12/01

クサナギ

12
つづきの話。サンゴロウがなかなか登場しないので焦らされた感があります(笑)外伝というか、スピンオフのような流れ。しかし、焦らしまくった後のサンゴロウのセリフが深い。作者からのメッセージ性が強い今作。いろんな子に読んで欲しいですね。さあ、今後はどう展開していくのか楽しみだ!2016/10/26

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