内容説明
「……ダメだ。あれは私では倒せない……」
悪魔の心臓(デモンズハート)を貪り食い、凶悪な変異を遂げた聖ミスラ。
その凄まじい力にはイネスの『光の剣』も【厄災の魔竜】のブレスも通用しない。
圧倒的な力で暴走する怪物に翻弄されるノールたち。
「みんな、ここを死守しろ!」
窮地に陥ったノールは怪物を止めることができるのか?
変異し、暴走する怪物。
その圧倒的な力に対し、ノールたちはどう闘うのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
23
邪神にぶっ飛ばされて高高度まで打ち上げられたノールは墜落しながら邪神をパリィ。邪神が放つ黒雷をパリィ。ロロが召喚した黒竜の上に乗って、邪神が放つ黒雷をパリィして。彼の背後に守られながらイネスが覚醒して邪神の身体を切り刻む。それに対抗して邪神が形態変化させてノールが持つ黒剣にのみ対抗する形へ変化すると、リーンが凄まじい魔法を放って動きを止めて、邪神の骨をノールが黒剣で砕く。魔法を放ったリーンは両腕が消滅して、目は失明していたらしい。さらにミスリルのアーマードレスはボロボロになってしまった。2023/02/21
爺
6
ん~、邪神とかテンポよく進んでいくのはいいけれど、インフレが凄いなぁ(笑)。しかしもう勘違いとか無理じゃないかね。そこはもう無理にサブタイトル回収気にしなくていいと思うんだがなぁ。2024/07/18
うえはらちから
4
★★★★★。Kindle Unlimited。全巻の長々としたオーケン、アスティラ、ロイの話が伏線になって感動になるという。少し読んでいて長いなぁと思ったんだが最後の2人で杯を掲げるシーンで感動。アスティラという人間の他人との寄り添いの仕方にも感動。人々の為に懸命に働き、悲しい人とは一緒に泣き。生きるとはこういうことなのではと。ラノベからでも学べることはある。だからラノベを読むことがやめられない。2025/05/05
史
4
偽りの歴史を打ち砕き、穏やかなる偽りと共に未来へ進む。2024/09/10
菊地
4
前巻は過去話で間延びしてしまったところがあるけど、「エピソードの一区切り」としての本巻は悪くなかった。2024/05/17