オーバーラップノベルス フシノカミ 7 ～辺境から始める文明再生記～

著者名：雨川水海【著者】/大熊まい【イラスト】

オーバーラップ（2022/06発売）

• ISBN：9784824002136

内容説明

『古代文明の伝説にあるような便利で豊かな生活』を今世に取り戻すため、文明の再興を続けるアッシュ。その活動拠点となるサキュラ辺境伯領を襲った人狼の群れを、研究所の成果によってアッシュたちは殲滅する。そんな彼らに届いたのは、隣領の壊滅とそれに伴って大量に発生した難民がサキュラ領に押し寄せているとの報せだった。
難民の受け入れと隣領の再生を決断した領地改革推進室だったが、前例のない事態の上、圧倒的な物資不足により無理難題に思われた……。
しかし、決して不可能ではない。廃村の危機から村を再興した経験を応用して難民を受け入れ、技術交換や留学を機に築き上げてきた人脈を駆使して人材を手配する。さらに、王都ではアリシアが神殿に協力を仰いで物資を支援し――。領地改革推進室の一同は、崩壊した領を再生し、人々を救うため奔走する――！
理想の暮らしを手にするため、世界に変革をもたらす少年の軌跡を紡いだ文明復旧譚、第七幕！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しましまこ]

タイトルの意味は解ったが…

2022/08/20

[dorimusi]

完結。ヤソガ領からの難民受け入れから復興。そしてタイトル回収とエンディング。この流れは良かった。婚約者2人目もまぁいいとして。 敵役をアホにしすぎるのは微妙。第一王子の有人飛行は…中盤のギャグなら笑えたけど、クライマックスの前座には相応しくない。 科学技術の象徴を飛行に置いたのは人類の夢として理解できる。でもやっぱ他の技術レベルと会わない気がする。 序盤の開発と発展みたいなのが終盤は描かれず、アホな敵との政治＆戦闘が増えたのはちょっともったいなかった。 まぁでも総じて楽しめた。完結お疲れさまでした。

2023/08/25

[takave]

完結。おつかれさまでした。

2023/01/29

[REV]

Web版既読。物語の端緒は「貧民転生」だが、着地点はなかなかユニーク。綺麗に収まった感はある。

2022/07/25

[KOU]

最終巻！ 最後まで出て良かった。Webの断章もだいぶ溜まったし、番外編も出て欲しいな。

2022/06/25