幻冬舎時代小説文庫<br> 小梅のとっちめ灸

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幻冬舎時代小説文庫
小梅のとっちめ灸

  • 著者名:金子成人【著】
  • 価格 ¥721(本体¥656)
  • 幻冬舎(2022/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344432000

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内容説明

面倒見がよく腕のいい小梅と、ぐうたらだが憎めない母・お寅の灸据所「薬師庵」は、心身に 気懸りのある人で大賑わい。ある日、小梅の親しい料理屋が不当な取り締まりに遭った。どうにも納得できずにその背景を探ると、江戸に蠢く悪党どもの思惑が見えてきて......。灸を据えるべき真の敵は誰なのか? 怒りの艾に火が点る、新シリーズ始動!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

72
読友さんの当たり作品、私も当たり!灸据所の小梅と母親が母娘ならではの憎まれ口をたたき合いながら、上手く折り合って「薬師庵」を営んでいる。モグサに火をつけて熱さをガマンする姿って昔祖母がやっていたなと懐かしい。作中にも灸を据えるツボが色々書かれてあってそれも面白い。一つの殺人事件が小梅を巻き込んでいき、南町奉行所の時代劇では超悪役・鳥居耀蔵、そして北町奉行所の我ら桜吹雪の金さん・遠山金四郎景元が登場。実際にはまだ姿は現しちゃいませんが今後2人の対峙があるやなしや。これは是非続編も読まなくては。2023/07/14

やま

64
灸据所「薬師庵」を母お寅と営む小梅の奮闘物語です。時は、天保十三年(1842)。江戸は日本橋高砂町で灸師の小梅23才は、市村座で床山をしていた父、藤吉が一年半前の市村座の火事で五十で亡くなったあと、母で灸師のお寅46才と二人で灸据所「薬師庵」を営んで忙しく働いている。→2023/01/11

はつばあば

48
何気なくお安いので購入した本があたり!。いやぁサクサクと読み進め、思わず「小梅さんあんた何者よ?」って呟くくらい人脈が広い。これもおとっさんのお陰か。鳥居 耀蔵と遠山金四郎じゃ庶民の私は桜吹雪がいい。おっかさんも娘に負けていないのが羨ましい(^^;。まぁ・・この方の本初めてみたい。このシリーズを読み終えたらまた他のを探してみたいと思わせてくれました2023/07/02

伊織

17
6月に読んでいて読み切れずに返しちゃった図書館本をリベンジ。「とっちめ」とタイトルにつくくらいなので、勝手に必殺仕事人的な話かと勘違いしちゃってた…。主人公の小梅が大の男に文字通り〝お灸を据える〟ところはカッコイイ!ストーリーのテンポもよく、読みやすい。今回だけでは解決しきれなかった事があるのでまた次作も気になる~!!2024/01/04

ごへいもち

11
表紙絵の小梅が可愛い。この先読むか迷う。2024/01/25

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