アクションコミックス 古代戦士ハニワット 9

著者名：武富健治【著】

双葉社（2022/06発売）

• ISBN：9784575857313

内容説明

群馬では、開戦に備える凛の前に今回の蚩尤収めに参加しなかった4人の埴輪徒が現れる。その意図とは…？　そして、山形では出羽の埴輪徒・佑樹と猫鳴き蚩尤が遂に対峙。凛、清高に先んじて壮絶な戦闘が始まった……!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はじめさん]

群馬と山形に出現した計3体のドグーンを迎え撃つハニワットたち。開祖蜂子王の末裔たちの祈り・舞い・剣技は蚩尤に届くのか？！／　住職のウベェェ:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):は、若い頃に地域の若者たちが、互いにフェアに行こうぜ協定を結んだマドンナが京都からきた寺社会議のインテリ調査員（ヤング神原さん？）と恋に落ちて去っていったとかの恨みみたいなのを感じた。というか、同じ山形でも埴輪土強奪された太古からの怨恨とかあるんだろうなぁ。／真具土は成ることも、載ることもできる。つまり、凛がハニワット・スワに主か副かで載ることも？

2022/06/28

[じぇろポーta]

神仏習合時代の「本来の蚩尤収め」復活プロジェクト面白い。他2人の語るありえない事故と謎の埴輪土暴走の件含めて第3部で描かれるのかな。スピードとリーチに特化した「戈」に対し双剣を盾に接近し一撃で決着するバトルが格好良すぎ。今作開始以来、ずっとボコボコにされまくってばかりの仮具土に遂に勝ち星がついて感慨深い。寺社会議の奴めらへの怒りをすげえ勢いでぶちまけまくる住職の姿がこれぞ武富ワールドの住人！って感じで微笑ましい。10巻で2部もフィナーレということで残る２つの蚩尤収めの結末も見逃せない。

2022/08/11

[sucksuckhello]

同時進行で各地のドグーンに対峙するハニワットと各地の寺社の政治闘争が単なるバトル漫画にはない濃厚さを醸し出している。続きが気になり過ぎる！！！！