東京ネオンスキャンダル（３）

著者名：がしたに【著】/ＭＩＴＡ【原作】

講談社（2022/06発売）

• ISBN：9784065281710

内容説明

その雑誌には人々の“秘密”が載っている。新入社員の葉山が配属されたのは週刊スキャンダル編集部。芸能人の不倫から犯罪の裏側までを過激に掲載し、一部からは「マスゴミ」とも蔑まれている写真週刊誌だ。配属早々、女性カメラマンとコンビを組まされることになった葉山は、訳もわからないままに六本木へと向かう。そこで待っていたのはスクープの反響をおかずに自慰を行うとんでもない秘密ジャンキーであった……。

弱みを握った女子大生に違法売春させる闇団体・”人身売買（ジンバイ）サークル”。週刊誌記者・葉山は、その実態を暴くべく文字通り”裸一貫”で潜入……が、返り討ちに！！　暴力と性欲にまみれたサークルの裏側へ秘密ジャンキーなカメラマン・黒羽根といざ反撃！　アジトに凸撃！！　裏社会と密約!!　そして、猛犬で×××!?　万策尽くし、狙うは世を震わす特大スクープ！！　このネタ20万「いいね」狙えるぞ！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[歩月るな]

ジンバイサークル編完結。マガポケ№１お仕事漫画、その生き様、まさに露悪。夜の世界で誰が誰を喰らうのか、害虫どもはせいぜい潰し合ってくれたまえ的なノリとはいえ、スリリングとはいえども誰かにとってはこれが日常かもしれないんだろう。大きなネタが過ぎ去り、命の危機を乗り越え、救いたい人を救う事で、葉山も闇の住人として磨かれて来たようである。ヒーローになりたかった少年、その根本をどこまで捻じ曲げずに済むのだろうか。そして、再び自殺捜査を行う流れに。巻末漫画は相変わらず。犯人たちの事件簿みたいなノリなんだろうきっと。

2022/06/10

[毎日が日曜日]

★★★

2022/06/13

[mt.gucti]

犯罪（組織だってではなく）相手だと、俄然ヒーロー感は増し・・ても泥臭い所は変らず　それがいいのかもしれない

2023/04/16

[KUU]

人身売買回はファンタジー感強強でしたな。　同じ“マスゴミ”とはいえ、流石にゴシップ週刊誌よりは格上だよな

2022/10/08