内容説明
カブール陥落――
連発する“想定外”に出遅れる日本政府。
タリバンの手に渡った退避者リストを奪還するため、傭兵たちが立ち上がる!
2021年8月、カブール陥落――駐留米軍の完全撤退宣言を受け、アフガニスタン入りしていた藤堂浩志らと内調の片倉啓吾はその混乱の現場に居合わせた。
邦人とアフガン人関係者の脱出が急がれるなか、日本政府の対応は大幅に出遅れ、救出に失敗。しかも、退避対象者のリストがタリバンに渡ってしまう。
リスト奪還のため、浩志らはタリバンとの直接交渉に挑むが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
future4227
52
傭兵代理店・改シリーズ7作目。シリーズ通算で25作品目。結構長く続いてる。今回の舞台は米軍撤退と共にタリバンに政権を奪還されたアフガニスタンの首都カブール。現地に取り残された日本人や大使館職員などを国外退避させるとなると現行の憲法や自衛隊法が足枷となる。政府の対応も及び腰だ。湾岸戦争時に比べれば自衛隊輸送機を飛ばせるだけマシになったけれど、まだまだシステム的には未熟だな。今回のリベンジャーズは邦人の救出任務がメインのため、戦闘はほんの少し、しかもかなり楽勝で、ちょっと物足りない。次の舞台はウクライナか?2022/08/03
み
23
アフガニスタンが舞台。啓吾お兄さんが、熱かったです。クビになっちゃったのかしら?そして、政治の具になりたくない…。2022/08/11
ともも
6
あんまりスッキリしない展開だったけど 内容的には楽しめました、 2022/10/27
Shoichi Kambe
1
40-アフガニスタンに長年貢献した医師の中村哲氏は、「米軍が 去れば速やかに (アフガニスタン政権は崩壊する」と言っていたそうだ 。彼は「長期的に見る、米軍はいずれ 旧ソ連と同じ道を辿ることになる 」とも語っていたという。 中村医師は2019年12月4日に身代金欲しさの タリバンの一派に殺害された。 彼が 現地の人と一緒に作った 用水路は、福岡市の面積にの半分に当たる 16,500ヘクタール もの土地を潤し 、今も 65万人の生活を支えているという。2025/07/18
hideharu
1
やっと読み終わった。すぐ次巻を買った。 救出と言うミッションは任務遂行したけど消化不良なので・・・・2023/07/17
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