内容説明
「そう。俺たちの戦いはこれからだ!」
何進が謀殺された宮中では、その跡目争いが繰り広げられる。
李儒はいち早く霊帝の息子、劉協と劉弁を担ぎ上げ、事件の弾劾裁判を開く。
次々に粛清されていく官僚、宦官を尻目に、頭角を現してきた人物とは!?
ついに李儒、本領を発揮!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hisa_NAO
1
感想は5巻へ2022/05/21
菊地
1
三国志屈指の暴君・梟雄・英雄足りえた傑物たちにワーカホリック式パワハラをかます主人公の大器たるや。2022/05/21
tomite
0
考察をひたすら垂れ流し、重箱の隅を突きまくる話。ややもすると、冗長だなあ。話を進めろやと思うが、それが不思議と面白い。歴代の漢皇帝に早死にが多いのは、宦官たちに薬と言われて飲まされた水銀による中毒症というのは、目から鱗の説だった。欲に塗れた宦官、名家たちが供すれば、なぜここまで自分達に都合の良いように考えられるのか。肥大した自己顕示欲の果てに、どうしてこんな人道に背くことが平然と出来るのか。そこに至る心理描写も実に滑稽。名家だから、何をしても良いのだって。金持ちだから何をしても良いって考えに通じるなぁ。2022/09/25