GA文庫<br> 痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった6

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GA文庫
痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった6

  • ISBN:9784815612962

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内容説明

「わたしと諒くんが揃えば最強なんだよ」
伏見姫奈を主演に、夢への一歩として始めたコンクール向けの映画製作も終わり、気づけば2学期。
コンクール応募と文化祭に向けた映画撮影、花火大会とイベント尽くしだった夏休みをきっかけに、また一歩距離が近くなった姫奈と高森諒だったが、その一方で、鳥越静香と姫嶋藍たちの恋も再び静かに動きだす……。
「高森くんのにおいするね」
「私は今からあなたにキスをします」
進展するヒロインたちの一方通行な想い。そして、ますます積極的になっていく姫奈の気持ち。それぞれの不器用な想いがすれ違う幼馴染との甘い恋物語、第6弾。

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

33
伏見姫奈を主演に、夢への一歩として始めたコンクール向けの映画製作も終わった二学期。そんな中でヒメジと鳥越たちの恋も再び静かに動きだす第六弾。コンクール応募の思ってもみなかった結末と、そこから派生する変化の兆し。文化祭に向けた映画撮影や花火大会と、夏休みをきっかけにまた一歩距離が近くなった姫奈と諒に、危機感を募らせるヒメジと鳥越。姫奈とヒメジの風神雷神状態には苦笑いでしたけど、そうそう上手くはいかない現実を突きつけられるそれぞれの複雑な状況も印象的で、最後の決意がどんな波紋をもたらすのか続巻も楽しみですね。2022/05/13

芳樹

27
姫奈が主演を務めた諒のコンクール向け短編映画作品の製作と応募を終え迎えた2学期。諒と姫奈の距離が近づく一方、静香と藍の恋もまた再び動き出す。コンクールで一つの結果を出した諒。ライバルや友人が先へ進み遠くへ行ってしまったように感じ、自分には何が出来るのかと考えたり、焦燥感に駆られてしまったりと、年齢相応に悩む静香と姫奈の姿に、これまで以上に青春を感じた今回でした。恋愛面では諒の鈍感さは何に由来するのかが仄めかされましたが、それに対して諒に恋する彼女たちがどう向き合っていくのか、今後の展開が楽しみです。2022/05/17

まっさん

22
★★★ 毎巻割と悪い寄りの感想を出しているのに何故か続きを買って読んでしまう不思議な作品です。 悪い感想が出る理由はただ一つ。主人公にとことん魅力を感じない、むしろややヘイトを覚える程にドがつくほどの鈍感具合に辟易させられるといったものでした。そんな中今巻では、主人公が幼馴染・姫奈の為に取ったとある行動が物語の主人公らしくて好感を覚えましたし、作中で夏休みが明けた事で学校生活が再開し、学園ラブコメ物としての色が再び発揮される事もプラスに影響して読後感は良かったですね。 ここ数巻ずっと停滞していた恋愛→2022/09/28

rotti619

12
3ヒロイン(+1)体制のラブコメ第6巻。4巻から続いたコンクール向けの映画製作も終わり、結果が出たことで高森諒、伏見姫奈の評価に変化が訪れ、姫嶋藍と鳥越静香もまたアプローチに動き出す等、中々読み応えのある内容となっている。この作品の面白い所は、姫奈が学校ではS級美少女と呼ばれていながら、学校の外の世界(芸能界)では全く評価されていない所。全く結果のでない中、ひたむきに努力する姿は今時珍しい泥臭さを感じさせる。1巻から続く異常とも言える諒の鈍感さにも今回メスが入り、今後に期待を抱かせる内容だった。2022/05/19

chirako

11
やっぱり鳥越さんが最高。このシリーズが6巻まで続いたのも鳥越さんのおかげだと私は思ってます。サブヒロインの鳥越さんとヒメジをかわいく描いてるくせに、姫奈だけ読者にダメ女に見えるように書いてるのが相変わらず面白い。主人公の「鈍感」をそう処理してきますか。主人公がヒロイン達との距離感ばかり考えてるのは伏線だったの? 物語のブースターにもなるし、それなら中学時代の親方との話も筋が通るとか流石は中堅作家だなーと少しのけぞりました。1巻の頃はこんな物語になるとは全然思わなかったな。次巻も楽しみ2022/05/22

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