内容説明
「『幼馴染』は、別に一人ってわけじゃないでしょ」
「一人でいいの」
七月の修学旅行まで残り一か月。相変わらず学校でS級美少女と認知される幼馴染の伏見姫奈から積極的にアプローチをかけ続けられる高森諒。そんな彼の前に、もう一人の幼馴染である姫嶋藍が同じ高校に転校してきて、諒と姫奈の関係に黄色信号が……?
「――キス、しないの?」
予期せぬライバルの出現に、さらに大胆な行動に移していく姫奈と、そんな気持ちを知ってか知らずか鈍感な態度をとり続ける高森諒。
歯がゆくてもどかしい、思わずため息が漏れるほどの幼馴染との甘い物語、第3弾。
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芳樹
39
もう一人の幼馴染み姫嶋藍が姫奈と諒のクラスに転校してきた。思わぬ恋のライバルの登場に危機感を募らせた姫奈は、さらに大胆に迫るようになり…。修学旅行という恋を一歩進めるにはぴったりのイベントにも関わらず、相変わらず鈍感というか姫奈や藍の気持ちに気が付かない諒の言動にはやきもきさせられますね。でもそんな彼に男子の友人が出来たのは良かった。ラブコメ鉄板ポジション『親友』として諒を支えて欲しい。そしてまたも波乱を予想させるラストシーンで、今回進まなかった映画撮影の行方とともに今後の展開が大いに気になります。2020/12/12
まっさん
38
★★ 今巻も相変わらず主人公の鈍感っぷりが酷い今作。はっきり言ってしまうとこの部分は読んでいて本当にストレスが溜まってしまう今作だが、フライ先生のイラストと山場も谷間もない緩やかな日常話がどこか癖になって続きを追ってしまう。今巻ではメインヒロイン以外に新たな幼馴染が登場し、恋愛レースに参入してくる。この新ヒロインの立ち位置が最後までふわふわしており、どうやら主人公に気があるようだがどういった切っ掛けからそこに至ったかの描写が一切ないため上手く感情移入が出来なかったところは残念だったかな。また、今作は→2021/04/26
佐治駿河
36
転校してきたもう一人の幼馴染の姫嶋藍、そして修学旅行がメインの3巻。どうしてこの作品がそこそこ人気になったのか不明。主人公の高森諒は鈍感とか空気が読めないとかそんなレベルではなくバカなのか?メインヒロインの伏見姫奈にキスまでされているのにその態度は無いだろう。言葉や仕草だけでなく物理的な行為があったのに関わらず諒の言動は気持ち悪いとすら感じる。後はヒロイン候補達が多すぎる。この主人公がハーレム状態になる展開も理解しがたい。2025/03/05
よっち
36
七月の修学旅行まで残り一か月。相変わらず高森諒が幼馴染・伏見姫奈から積極的にアプローチされる状況で、彼らの高校にもう一人の幼馴染・姫嶋藍が転校してくる第三弾。予期せぬ強力なライバルの出現に焦りを隠せない姫奈と、そんな気持ちを知ってか知らずか鈍感な態度をとり続ける高森。修学旅行の班決めは自分なら絶対そこに入りたくないと思う波乱必至の構成でしたけど、それぞれヒロインたちに見せ場も作りつつ、まあ友人もできて良かったねというか、なかなかいい感じに青春してましたね。過去の約束の真相もまた気になるところではあります。2020/12/09
わゆ
17
更に1人ヒロインが転校してくる形で新登場。しかもタイトルと全く同じ、「痴漢されそうになっているところを助けたS級美少女=幼馴染」。彼女を新たに物語に迎え、修学旅行を軸に話は展開していく。新たに加わったヒロインは、他のヒロインとも被らない、敬語口調でちょっと大人なところがあり、転校してきた理由もユニーク。また話に彩りが増えた。いわゆる親友ポジションの男友達も加わり、一層ラブコメらしさが加わった。そして2巻までと同様に、最後に「ドキリ」とするような爆弾が投下されるのも見所。次巻に引っ張るのが相変わらず上手い。2021/10/17
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