内容説明
※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。
高校二年生の春。満員電車で困っている幼馴染の伏見姫奈を助けたことをきっかけに、疎遠になっていたはずの彼女との関係を再び歩み始めた高森諒。
「くっついちゃったね」
この件をきっかけに、学校でS級美少女として認められる姫奈にアプローチされる諒だが、どうやらそんな彼女の積極的な行動に気づいていないようで……?
「……わたしは、まだ、片想い?」
さらに加速していく姫奈からの積極的な想いと、その気持ちに薄々と気づき始める諒――幼馴染とのすれ違いの様に歯がゆくてもどかしく感じる、ため息が漏れるほどの甘い物語、第2弾。
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロロシ33
51
中学時代に付き合っていた元カノ登場三日間と言う短い間だったけど。 中二病的な元カノ。 学祭は演劇に決定 あんまり内容頭に入らなかった。 疲れていたのかなぁ。 いつか再読する 2021/04/23
佐治駿河
37
再読。鈍感主人公で少しクラスでも浮いている感じの男子の設定だと思っていたのに、モテ過ぎだろう。モテない男子の家に女性が一人で遊びに来るわけないやろ。と激しく思いました。まあ、ラブコメですので女性から好意を抱かけなければ物語にはなりませんが、それでもうらやまけしからん。最後には新たな女性がが登場(ヒロインとは別の幼馴染)2025/03/03
よっち
35
疎遠になっていた幼馴染・姫奈との関係を再び歩み始めた高森諒。さらに中学時代三日間だけ付き合った元カノ・篠原美南と再会する第二弾。静香とも友人関係で掴みどころのない新キャラ美南も絡めつつ、わりとぐいぐい来る姫奈が抱える秘密だったり、静香と姫奈が友情と諒との距離感にお互い心揺れる展開でしたが、確かに恋というものが分からず目標も見えない状況だと、自分の夢に突き進む姫奈の眩しさに引け目を感じてしまうのも分からなくはないというか…勇気を出して真摯に向き合おうとする姫奈の想いや文化祭が転機に繋がるのか期待しています。2020/08/06
わゆ
27
新たなヒロインを1人加え、物語はゆったりと進んでいく。既に主人公の妹を含めるとヒロインは4人。それぞれが各々の感情、立ち位置で主人公と距離を詰めようとする。重たくはないが、ヒロインレース模様はしっかりと描かれており、ヒロイン個別の視点描写も加わることで、ストーリーの深さが出ている。また、本作は主な人物が高校2年生だが、そこで出てくる進路の問題も、見所の1つとして加わった印象。また、主人公がただの鈍感主人公ではなく、初恋すら分からない(or自覚が無い)真性のようで、今後どう折り合いを付けるのかも楽しみだ。2021/10/16
rotti619
26
超鈍感主人公が美女2人(3人?)に言い寄られる話の第2巻。ヒロインの伏見姫奈が俳優志望と知り、その努力する姿を見て自分との格差に悩む主人公と、共感しつつも劣等感を隠せないサブヒロイン鳥越静香が三者三様の思いで文化祭の自主映画製作を決意する流れとなっている。1巻の時より人物描写が細かくなって、以前感じていた話の薄っぺらさがなくなっていた。それぞれが思い通りに行かない自分に悩んだり不機嫌になったり、それを明かし合う姿は青春を感じさせる。主人公の鈍感部分については、悩む事で少しマシになったがより拗らせたかも。2021/09/09
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