内容説明
母親が再婚してペンドルトン家の屋敷で暮らすようになって以来、グレイシーはずっと義兄のジェイソンにあこがれてきた。ジェイソンは国際的大企業を経営するかたわら、広大な牧場でみずから牛の世話もしている精悍な男性だ。ある夜、ジェイソンが仕事関係のパーティを屋敷で開いたとき、グレイシーはめずらしく自制心を失った彼にキスされて……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
romance_holic
4
血のつながりのない義理の兄妹カップル。父親が冷たい家庭で、このカップルたちと寄り添って育った妹のグローリーのロマンスが気になった方は「涙は愛のために」をチェック♪2017/09/05
ばん
3
他のテキサスシリーズは未読。ヒーローの反省っぷりに満足!な一冊。ちっぽけなプライドが傷つけられて起こした行動がどれだけの人を傷つけたか身を持って経験してて読んでてニヤリ(笑)経済的に甘やかされてたヒロインが自立心を持ち成長していく姿は良かった。アホさを除けば傲慢度も低くて基本的にヒロインにメロメロなヒーロー。ライバル女性の悪女っぷりは見事なもので読んでて面白かった。2016/09/29
akiyuki_1717
2
ダイアナさんの得意な鬼畜ヒーローとは違い、初めからメロメロです。しかしヒロインに一度拒絶されただけでフラフラと財産目当ての女に引っかかる馬鹿さがあまりにも情けなかった。世界的企業のトップがこれで会社が立ち入ってるのが不思議なぐらい、自分の家は目茶苦茶になってるのに気付かないっていう…何年も前から結婚するなら彼女しかいないと決めていた割には軽率な行動が多い。他人にはすぐに両思いだと分かるのに、本人たちは互いに片思いだと思ってるっていうのも、あまりに鈍感で。誘拐もお粗末で、前出の登場人物を無理やりぶ込んでる。2017/04/16
きき
2
ダブって購入。マメに記録しなきゃダメだなと反省。ヒロインのトラウマが不憫で何度も泣いた。こんなに大切にされてるんだからヒーローに話せばいいのにって思っちゃうけど、愛する人故に話せない事ってあるよね。誘拐の場面がちょっと長くてダレるとこもあるけどみんなが幸せになれて良かった。嫌な元婚約者にはきちんと罰があるのもスッキリ。2016/05/06
romance_holic
2
「涙は愛のために」スピンオフ作品。前作ヒロインの義理兄姉のロマンスでした。キルレイヴンやサイ・パークスの傭兵たちも秘かに活躍してました。ヒーローの傲慢度は低め。2010/12/15