ポプラ物語館 魔法の庭ものがたり１２ 魔女のステキな冬じたく

著者名：あんびるやすこ【作・絵】

ポプラ社（2022/04発売）

• ISBN：9784591130940

内容説明

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これは、魔女の遺産を相続した人間の女の子、ジャレットの物語。　相続したのは、ハーブ魔女トパーズの屋敷、「トパーズ荘」と、そのハーブガーデン、「魔法の庭」。そして、もうひとつ……。トパーズが書いた薬草の本、「レシピブック」でした。　ジャレットはトパーズのあとつぎとして、 「ハーブの薬屋さん」になり、村の人や、動物たちなど、さまざまなおきゃくさまに、毎日、お薬をつくっています。　木々の葉が、さまざまに色づく秋。ジャレットは、いつもとはちょっとちがう、とくべつな冬じたくをはじめることにしましたが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[小夜風]

【図書館】今の時期にピッタリなお話でした。冬の寒さを思うと気分が沈みがちですが、ジャレットの冬支度の様子を見ていたら、心が温かくなりました。ホットワインは子どもは飲めないから、代わりにキンダープンシュという飲み物のレシピが。試してみたくなります。トパーズのレシピブックが欲しくなりました(笑)。

2015/10/01

[朝比奈さん]

たまにこういうお話読んで心のデトックスを。小学生の時に出会ってたらこのシリーズ、はまっていただろうなあ。　冬支度ってほっこりする日本語ですね。

2015/06/15

[定年（還暦）の雨巫女。]

《私-図書館》ハンドクリームも、精油等を変えるだけで、効能が違う製品ができるんですね。

2019/05/24

[りるふぃー]

あんびるやすこさんの本は、他の似たジャンルの児童書と比べてみても心を大切にしている。あんびるさんの数あるシリーズの中でも、魔法の庭シリーズがとりわけそういった心温まるシリーズだと思う。

2023/02/08

[しげ]

「魔法の庭」の冬支度のお話。ミツロウとエッセンシャルオイルでハンドクリームを作ったり、りんごでジェリーを作ったり…。ジャレットの冬支度の様子を見ていると、わたしもていねいに生活しなくては、と、背筋が伸びる気持ちになります。

2012/10/19