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内容説明
カスティリャ亡命から数年。宮廷画家として最後の仕事を終えたアルテは、生き別れとなっている最愛の師・レオとの再会を果たすため、戦地となったフィレンツェを目指す。
アルテの身の危険を案じたイレーネは、腕利きの傭兵・グイドを雇い護衛を命じる。新たな仲間と共に大海を往くアルテであったが、その道中にはかつてない危険が待ち構えていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪見だいふく
11
カスティリャ編が何冊分になるのかな、なんて思っていたので、この展開はびっくり。もしかして……と思うところもあるけれど…… 『アルテらしさ』をしっかり発揮していた事がわかる描写があったのはよかった。 動乱の渦中にあるフィレンツェを目指すアルテ。無事レオと再会出来るのか…… このコミックもそろそろ話畳にかかっているのかなぁ…2022/04/10
ぽんだま
11
いつの間にか時間がたち無事にお勤めを終えたアルテ。女中さんにも教育し優しいアルテは好きだな。ぶれない恋心には本当に応援したくなる。あわせてあげたい。それにしても、パコが~2022/03/19
punto
9
海賊に会ってさくっと殺される。そんなことが普通に起こる時代なんだなぁ。今の世の中でも、場所が違えばそんなこともあると思うと、なかなか辛いものがあります。2022/07/18
氷犬
8
アルテが生きる世は長きにわたるイタリア動乱の時代だと実感させられる16巻、「コニャック同盟戦争」の佳境フィレンツェ包囲戦(1529年~)の始まりです。大変きな臭いところで、バルバリア海賊(アルジェ海賊)の赤髭が出てきて「おお!」ってなりました。光栄の「大航海時代Ⅱ」で嫌というほど追いかけられた“赤髭(バルバロス)”兄弟。この頃には兄オルチは死んでいて弟のハイレッディンが率いてます。作中ではオスマンと契約云々と言っていますが、10年以上前の兄の代から既にオスマンに従属してアルジェの総督になっていたりします。2022/03/20
毎日が日曜日
8
★★★+ いきなり8年後に飛んでしまった。宮廷画家時代のことをもっと知りたかった。2022/03/20