内容説明
ついにバロットとの再会を果たしたウフコックであったが、新たな潜入捜査へと向かう。一方、眠り続けるハンターが目にしたのは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiseiok
48
あ〜もうマジで厄介。本編と巻頭キャラ紹介ページとの行ったり来たりが煩雑で、全然進めない。キャラが増えすぎ、各勢力の協力/敵対関係も複雑化しすぎ、収拾つかないよウフコック!活劇場面でのキャラの退場(=KIA)があるかと思いきや、そこは“殺さない・殺させない”イースターズオフィス、全然減らない^^;。それどころか後半には更なるいかしたエンハンサー四人組も登場するし、敵側大物がばんばん魅力的にキャラ立ってくるし、法廷シーンは面白いし…。何とかしてください冲方先生!こんなに厄介なのにまた次巻買っちゃいますよ〜笑。2022/04/19
ワッピー
33
久々のシリーズ回帰。イースターズ・オフィスの面々はついに敵のアジトである船に急襲をかけ、敵勢を打ち倒していく。精神世界を彷徨っていたハンターは伝説のボイルドに邂逅、ついに第三のドアを発見して現実世界に帰還する。船上、バロットはマクスウェルと対峙し、至近距離でのガンファイトを挑む。ウフコックは600日以上の監禁からついに解放され、事務所に戻るも、ハンターの動きを察知するために打ち込まれた針を敢えて抜かず、その戦略を嗅ぎ取ろうとする。さながらJoJoとカムイ伝の世界を融合させたような壮大な群像劇でした。2025/06/06
えも
33
章ごとに時系列が違うという設定と、登場人物の多さに、毎度のことながら巻頭の人物紹介を何度も見返してしまう▼今回はハンターの復活で、話が次の段階に突入。そして思わせぶりな葬式のシーン。誰が死んで、なぜバロットが非難されるのか?▼結局「待て次号」かい!2022/05/14
Kanonlicht
31
新章突入とともに次々と明らかになる衝撃的な展開。宿敵ハンターが政治家になることが示唆され、彼の片腕であるバジルがバロットと同じ法学校に入学してくる。ついには一連の事件の発端となった薬害訴訟まで始まり、この物語が一体どこまで広がるのかと気が遠くなった。新たな登場人物も出てきて(そもそもイースターズ・オフィスが不殺を信条にしているので登場人物がいっこうに減らず、増えてく一方なわけだけど)、それがまた魅力的なキャラクターなのがにくい。2024/05/09
ぜんこう
20
そろそろこのシリーズ終わってほしい。登場人物が多すぎて巻頭に紹介されてるけど、読書中は面倒なんでそこは読まずに済ました(誰かわかんなくてもいいや^^;) 心理戦中心だったら、もう読むのやめようかと思ってたら、バロットとウフコックが協力しての久々の銃撃戦ありました(^o^) でも次巻は政治的駆け引きとかになっちゃうのか? 裁判も気にはなる。オフィスに戻ったウフコックの今後も気になる。結局次巻も読むんだろな(^^;)2022/06/04