内容説明
廃墟・産業遺産・工場・ダム・珍スポ・大仏・公園遊具など
マニアなブームを支えた伝説のサブカル誌「ワンダーJAPAN」が
名前をわずかに変え、装いを新たに登場しました。
本書は第4号となります。
今号の特集は「福岡・佐賀の変な場所」です!
道路沿いに突然現れる異様な遺構や、廃墟なのか何なのかわからない
アートハウス、川の上にせり出したカオティックな市場街、
土星や火星人が迎えてくれる公園、妄想から生まれた摩訶不思議な博物館、
そして極めつけは田園地帯に唐突に出現する、ヨーロッパの宮殿……
これらは有名観光スポットでは味わえない快感を与えてくれます。
また、「モジダラケ」特集もインパクトありまくりの内容です!
大人の情念が炸裂したパワースポット「アダルト保育園」や、
怒りのパワーがアートに昇華したかのような、<通称>黒い家など、
強烈なメッセージを家全体から放つ、驚異の表現スタイルを堪能しましょう。
閉館してしまった鹿児島の超ディープスポット「戦史館&軍国喫茶」の
6ページにわたる貴重な記録も必見です。
そして、神奈川の(裏)小旅行! 記事も、充実の軽い遠征を楽しめる
面白特集です。有名観光スポットの脇にありながら「えっ! 」と感じさせてくれる
珍妙なスポットの数々に、フラッと出かけてみたくなるでしょう。
そのほかにも、記憶に新しい「2020 東京オリンピック・パラリンピック」で
表舞台から外されたエリアの衝撃的な光景や、読者の方に投稿いただいた
充実のワンダー物件など、毎号が完全保存版のワンダーJapon、
第4号も超充実の内容です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チョビ
4
モジダラケの建物は、片付けられない人がまずそう思うところをあますとこなく教えてくれる。人生片付けられない人のオンパレードで泣かせる。福岡は割と風変わりの建物系で佐賀の方が心境に訴える系が多かったかな。関東の方だと神奈川。意外なところにヤバい名所があっておてがるには楽しめていいのかも。行くまではともかく。2023/02/05
みずほ
0
★★★★☆ 2月に福岡にいったが、その前にこれを読めばよかったかな。とはいえ行きたくて行けそうな場所は分室サナトリウムくらいかな(それも毎日開店してるわけじゃない)。この号は福岡はあまり…だったけど、佐賀は刺さるスポットが多かった。有田ポーセリンパーク、佐賀のエッフェル塔、鶴の岩屋、武雄の大楠、鏡山道祖神、カッパのミイラなど(アクセスのハードルは高いが)。横浜のエアキャビンも行きやすそうだ。「モジダラケ」の建物は、珍スポットマニアでない限り、見かけたら「ヤバイ人が住んでる」と思ってそっと遠ざかりそう(笑)2025/04/03