ラカニアン・レフト―ラカン派精神分析と政治理論

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  • サイズ A5判/ページ数 464p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000024280
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3010

出版社内容情報

民主主義を享楽せよ――ラカンの精神分析に依拠した享楽の政治学から、ポピュリズムの時代を読み解く。新たな政治理論の可能性。

「ラカニアン・レフト」という、いま新たに出現しつつある理論的・政治的地平とはいかなるものなのか。ラカン派の精神分析を政治理論へと鮮やかに節合したギリシアの俊英が、合理性に重きを置く政治学では捉えきれない「享楽の政治学」可能性を描く。ポスト・デモクラシーとポピュリズムの時代を読み解くカギがここにある。

内容説明

民主主義を享楽せよ!ラカンの精緻な読みから導き出された「享楽の政治学」が、ポスト・デモクラシーとポピュリズムの時代における「政治的なもの」を読み解く。

目次

ラカン左派を位置づける
第1部 理論篇―否認の弁証法(創造性のアンチノミー―社会的構築と政治的なものをめぐるラカンとカストリアディス;ラカンと共にラクラウを―享楽について:言説の情動的限界を交渉すること;ジジェクの「倒錯」―アンティゴネーの魅惑と行為のフェティシズム)
第2部 分析篇―享楽の弁証法(何が心をとらえるのか?―象徴的権力から享楽へ;ネーションを享楽すること―ある成功譚の裏面;情念の欠如―ヨーロッパのアイデンティティを再考する;消費主義の「享楽の政治」、そして広告の幻想;ポスト・デモクラシー時代の民主主義)

著者等紹介

山本圭[ヤマモトケイ]
1981年京都府生まれ。立命館大学法学部准教授。専門は政治学、政治理論。名古屋大学大学院国際言語文化研究科単位取得退学。日本学術振興会特別研究員、岡山大学大学院教育学研究科専任講師を経て現職。博士(学術)

松本卓也[マツモトタクヤ]
1983年高知県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は精神病理学。自治医科大学大学院医学研究科修了。博士(医学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろゆき

3
けっこうな量だが波に乗ったら読了。俯瞰するにはとてもよい本かと。真ん中当たりでは感動の連続。付箋わんさか。ラカンの名がつく本はとにかく中途で放棄がおおいのだが、この本はそうでもなかった。かといって入門書でもなく満足度は高い。2017/07/02

ささみ

1
バディウとジジェク読まないとなあというのや、あとラカンそのものを読まないとならないのに無茶振りしてしまった。イケてるセリフ読むためだけにページめくった。享楽のために何を殺して何を生かすっていう話。2018/04/20

 

1
良著。何でラカン派に左翼が多いかのひとつの回答になり得る笑 俺は納得した。しかし、こういうのを読むと、バディウが読みたくなる。主著である『存在と出来事』も翻訳されていない状況なので、まあ、俺が生きている間には、出てほしいものではあるが。2017/06/14

しお

0
排除された猥雑な次元が現実界に再来するとき、私たちは何を臨むのか?——ラカンの精緻な読みから「ラカン左派」という政治的分析の地平を認識し、「享楽の政治学」を実践する。幾つかの分析家たちが登場し、それらの理論的手続に見られる各種の「否認」について批判をした上で、現代の英米欧州で行われる大衆による政治的力動を、ラカンにおける享楽の概念を経て、最新の社会科学の仕事を踏まえて分析を図る。「大他者は存在しない」との連関がきになったが……[授業資料として。ラカンを/で読むということをわかった気になれたのはよかった。]2018/03/04

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