内容説明
「怖く煙たい目付」が、「頼りになる目付」になるにはどうしたら!?
身の潔白を証さんと切腹。息子の死の真相を求めて、十左衛門を頼る白髪の父。調べると濡れ衣が明らかに。真の幕臣へ導く目付とは？
夕刻、目付筆頭の妹尾十左衛門が帰る自邸門前に、裃姿で平伏する白髪の侍がいた。話を聞くと、横領の罪で捕らえられた息子が身の潔白を証さんと切腹したという。大目付への「駆け込み訴え」も埒が明かず…、やむを得ず…。すでに決着のついたもの故、十左衛門が私的に調べ始めると、謂われのない罪だった。「怖く煙たい目付」が「頼られる目付」になるには……？
真の幕臣への導き大人気シリーズ第８弾
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
14
登場人物たちの活躍で殆どハッピーエンド。時々クスッと笑える。幕府に仕える様子の詳しい知識。楽しみな読書2024/10/16
goodchoice
2
目付のイメージを大きく変えたこのシリーズも、内容がこなれてきて面白さが高まっている。結構人情味溢れる目付が多く楽しめる。2021/05/22
