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内容説明
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】箱根駅伝の雰囲気に呑まれた2区・ムサはペースを崩してしまう。果たして寛政大はカケルやハイジの待つ復路へ、無事に襷をつなぐことが出来るのか!? 直木賞作家・三浦しをんの傑作青春小説を大胆に漫画化!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちはや@灯れ松明の火
13
天下の険と呼ばれる箱根の山、テレビ画面越しではその急勾配も徐々に下がる気温も実感できない。そこを駆け登る、そして降る。なぜここまでつらい思いをしてまで走るのだろうと誰もが思う。でも選手たちは立ち止まることはない。止められるものもない。同じ時代、同じ場所、期間限定の共同生活、いつか必ず終わると分かっているからこそ繋がっている時間がこの上なく貴い。ゴールで、或いは離れた場所で待っている誰かのために、襷を繋ぐ。簡単に壊れてしまうような絆じゃないと分かってはいても、信頼を見える形で示すために。2010/01/03
エンブレムT
12
全編レース。息をもつかせぬ怒涛の展開って、こーゆーのを言うんだろうな。更に、笑いと涙と萌え(腐女子のみ?)までもがちりばめられてて、老若男女問わず楽しめるレベルの作品になっていると思います。次巻が待ち遠しいです!2009/11/14
ゆっき~
9
これはファンタジーだとわかっています。わかっていますが、アオタケの面々が愛おしくて愛おしくてたまらないのです。原作よりいいなと思うのは東体大のメンバーのことも応援したくなるところ。2013/05/12
Ogura
9
山上り、原作で掴みどころがなかった神童の思いの強さがひしひしと伝わってきて、思わず涙してしまいました。電車での走とハイジのことも、原作で一番好きな山下りでのユキのことも、深く描かれていて嬉しかった。続きが楽しみです!2009/07/13
ao
8
神童君っ!!!!原作でもファンだが、漫画読んでもっとファンにっ!ユキのシーンもやっぱりいい。しかし、東体大が…これは応援したくなるよ。マルちゃんファンになりました。2011/05/13