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内容説明
絶海の孤島と化した東京オメガフロート。黒煙を吐き傾倒していく塔の中に取り残された、Dr.ワーグナーと幾の救出のために、涼は単身飛び込んでいく。崩壊していく塔から無事に二人を救い出せるのか!? 現代に警鐘を鳴らす黙示録が今開かれる――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てつ
5
壮大な物語。生と死。生きる執念、救助、地球を救う。あの日の謎。親子の愛。救われた部分もあり、救われない部分もあり。未来に向けて諦めずに人類の英知をそそぎ、危機が乗り越えられますように2022/10/19
かなっち
5
やっと『あの日』の真実が分かり、諒のお父さんは最後まで間違ってなかったと知って安心しました。胡散臭かったワーグナー氏が認めて、ちゃんと幾に愛情があったのも良かったですね。そして、諒に命を助けられた道雄君のナイスアシストで、諒たちが奇跡の生還を果たせて嬉しい限りです。と思ってホッとしたのも束の間、この危機的状況の中で激しい差別が蔓延ってるなんて…!!皆が力を合わせなくちゃいけないのに、人間の醜い部分が浮き彫りになってて苦しくなりますね。その悪意が今度は諒に向けられそうで、6巻を読むのが少し怖くなってます…。2022/06/19
毎日が日曜日
4
★★★2022/01/16