創元SF文庫<br> 彗星狩り 下

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創元SF文庫
彗星狩り 下

  • 著者名:笹本祐一【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 東京創元社(2021/12発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488741112

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内容説明

4社の宇宙船が彗星を追いかける、民間初の長距離宇宙レースがいよいよ始まった。美紀らが乗る“コンパクト・プシキャット”は出遅れつつも、オペレーターのマリオやスウら地上クルーの立てた作戦で追い上げを開始する。このまま順調に運ぶかと思われたが、彗星の所有権を獲得したものに莫大な利益をもたらすレースは一筋縄ではいかなかった。1500万キロ以上はなれた地球からの航行妨害、突然襲いくる流星群など、各社の宇宙船にトラブルが続出し……。地上と宇宙で共闘して挑んだ、前代未聞のレースの行方とは。星雲賞受賞作シリーズ第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuri

15
彗星捕獲のために4機の宇宙船がスピード勝負。まさかの1000万km以上離れた地球からの妨害や、予想外のトラブルに見舞われます。競い合う中でそれぞれのパイロットやクルーの関係性に変化が。読み進めるうちに夢中になって一気読み。マリオとスウの微笑ましいペアが好きです。2022/10/16

keisuke

5
技術的な描写が詳しすぎる(笑)結局地球からの妨害の犯人はどうでもいいのか。2022/02/14

アオイ模型店

2
彗星の所有権を賭けた宇宙レースがようやくスタート。 大量の推進剤とロケットをぶちこむ正攻法をはじめとして、プラズマエンジンやイオンエンジン、地球からのレーザー電力送信等など趣向を凝らす各チームの前に流星群が立ちはだかる、一方地球では、巨大な彗星利権をめぐり邪な陰謀が…… ソノラマ版の刊行は小惑星探査機はやぶさの5年前。最初にはやぶさの話を聞いたとき、すんなり飲み込めたのはこの本のおかげでした。2021/12/28

みやしん

1
主役奪回。目標は一つ・トラブルは起きる・知恵を絞る・現場の奇策・共闘する…イヤな足の引っ張りあいは無かった上でのノーサイド。文字媒体だから想像力で楽しめる面もあるが、仮に映像化したら人間ドラマは非常に映えるけど宇宙船アクションはエフェクトを盛らないと地味な絵面になってしまい、『プラネテス』みたいなプチ騒動を招くかも。犯人は?2022/02/05

Mits

0
有人宇宙船は人力で飛んでいる。らしい。本当にそう思えるように書けてるところが、このシリーズのいいところ。2022/11/16

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