出版社内容情報
’60年代のテレビで異彩を放ち、いまだに熱狂的ファンの多いロッド・サーリングの作品群から、傑作中の傑作といわれる「真夜中の太陽」ほか10篇を収録した待望の書
内容説明
原題を「トワイライトゾーン」という60年代のTVシリーズが今でも多くの人に余韻を残しているのは、何といってもオリジナル・ストーリーの素晴らしさの故だろう。再放映、ビテオ化、スピルバーグによる映画化、そして原作出版と生きつづけるサーリングの傑作群から名作の誉れ高い「真夜中の太陽」他10篇収録。TVスチール付。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
21
SF/ファンタジイの短篇を集めたTVシリーズのノヴェライズですが、普通の短編集として十分に楽しみました。この暑さだと「真夜中の太陽」の内容が身に沁みますね……。どれも皮肉なユーモアと残酷な運命を描いている気がするけれどまさにそんな内容の「孤独な男」が圧巻です。2022/08/03
林 一歩
16
「真夜中の太陽」は秀逸。2013/04/26
たまご
14
シチュエーションにSF的な要素があろうと、怖くてやるせなくて絶望をもたらすのは基本的に人間なんだなと思う作品が多く。「核シェルター」のそう進むとわかっていても怖さ嫌さ。「孤独な人」の最後の辛さ。「真夜中の太陽」最後そう来るかー。でもたまには人間捨てたもんじゃないんだと思える話もありました。最後「柔和な人のクリスマス」でほっこりした読後感で終われます。2023/05/04
かんけー
12
印象に残った作品の感想を書きます。「真夜中の太陽」奇跡の惑星(ほし)と云われる地球。しかし、太陽の公転から少しでも外れたらどうなるか?実際に起こり得るかはわからないが、少しでも(太陽に)近づけば熱に殺られるだろうし遠のけば氷河期がやって来るだろう。50億年近く公転は保たれているのだが先の事は分からないと云うとても怖い(^^)話し。「魔法の砂」一人の金にしか目の無い男が吐いた嘘が「奇跡」を起こすと云うエピソード、男はその光景を目の当たりにし、誰からも嫌われてきた自身を慮り 嘘で手に入れた金貨を子供たちに2015/02/13
tai65
2
星4・52019/06/13