内容説明
避けられない別れ、それでも僕は立ち止まらない
ドワーフの国からヨソギ流の道場に戻ってきたエイサーとウィン。
新たな剣技を学んだり鍛冶を教えたりするうちに、ついに訪れたウィンの巣立ち、そしてカエハの寿命が尽きる時……。
――大きな別れを経験し、長命種ゆえの寂しさを初めてかみしめるエイサー。どこか遠くに行きたいと思ったとき、以前にカエハから聞いたヨソギ流の源流の地のことを思い出し、遥か東方を目指す旅を決意する。
その道中、精霊が見える少女や神術使いの少年、本物の仙人と出会い、図らずも大陸東方の大帝国が抱える、世界を揺るがす秘密へとたどり着く……!
今度は寄り道で波乱を巻き起こす!?
壮大なタイムスケールで贈る、ハイエルフファンタジー第三弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
niz001
5
予想されてた別れ~東へ。第二部スタートかな、そう考えると1話目は前巻ラストの方が良かったような。2022/08/10
おやぶん
3
エイサーが新しい国に旅立ちます。 必ず来ることとして理解はしていたカエハとの別れは もう涙なしには読み進められませんでした。 彼女の最後の手紙、それを書くに至った気持ち。 すべてがよかった。2023/06/20
み
0
出会いがあれば別れもあり。分かっていても、覚悟していてもやはり胸にくるものがあります。そんな気持ちを引きずりながら東へいくとまた新たな出会いが。まだまだ旅は続くようです。2021/12/07