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内容説明
「カーネギー賞受賞作! どんでん返しの最終巻」
【新訳で名作が読みやすい!!】【絵21枚】
●あらすじ
偽アスランの命令により、ナルニアはカロールメン国に支配され、もの言う木々は切りたおされ、しゃべる馬たちは奴隷のように働かされます。
ナルニア最後の王ティリアンは怒って立ち上がりますが、逆にとらわれの身に。助けにあらわれたのはジルとユースタスでした。
戦いは邪悪な神タシュのせいで絶体絶命の大ピンチ!
ルーシーら、かつての主人公たちも登場し……。
どんでん返しの最終巻! カーネギー賞受賞作!
●
ずるがしこいサルのシフトと気弱なロバのパズル。
シフトは大釜池で手に入れたライオンの皮をパズルにかぶせてこう言いました。
「すばらしい。あの偉大なアスランのようだ」
「おそろしいこと言わないで。いけないことだ」
「いや、おまえはアスランのふりをしろ。みんなに命令するんだ。ナルニアをよくしよう」
【世界中に魔法をかけた、最高の名作ファンタジー!!】【小学中級から ★★】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
歩月るな
5
最終巻…プラトンのイデア論的なことが出て来るんだけれども、実はラングとパロールの話をしているようでもある…だって翻訳しているんだものね…確かに前回読んだときの印象だけ言えば物語の尺度が変わってくる見方でもあるんだけど、通読して貰えばわかる通り、(恐らく)我々の日常にもはや寄り添っている「輪廻転生」なんていう感覚が概念として存在していないバタ臭さをまず認知する事…それはそれでなんだか嫌だなぁと浅薄なことを思ったりもする。とにかく一つの価値観では、最高の物語として閉じられ、かつ開かれた物語。角川文庫版も読む。2021/11/10