内容説明
『勇者』ヴァンを退けることに成功し、つかの間の平和な日常が戻って来たゾルタン。
しかし、ヴァンは自分を倒した先代『勇者』ルーティを討つことに並外れた執着と異常なまでの執念を燃やしていて……!?
その姿を目にしたレッドは、妹との平穏な日々を守るため、そして『導き手』として新たな勇者の道を正すため奔走する。
「お兄ちゃん、お疲れさま。いつも頑張ってるんだから、今日は私にまかせてのんびり過ごそうよ」
薬草農園で流れる悠然とした時間、妹と過ごすおだやかな日々に透き通る風が吹き抜ける――。
幸せ溢れるスローライフ・ファンタジー第9弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
げんごろう
14
ある意味魔王以上にタチが悪い勇者ヴァン。 謝った方向に導かれるとこうなるという悪いお手本のような彼を、仲間と協力しながら導いて行こうとする。 これが“導き手”としてのレッドのやり方なんですね。 楽しみにしているリットとのイチャイチャも見れましたし今巻も大満足です。2021/10/22
dorimusi
11
今回は戦闘多めかな。むしろこの流れの中でもスローライフな感じにこだわることが好印象かも。結局ヴァンとガッツリ戦うことになったね。 妖精ラベンダの正体はちょっとびっくり。最終的にいろいろ丸く収まった感があるけど、流石に死んだかと思ったのに生き残ったチャンピオン持ちと誰にも助けてもらえなかった枢機卿の差が…… テオドラのビジュアルとキャラ変わりすぎにびっくり。デレてやがる。アルベール生き残れてマジ良かったなと。 何気にうげうげさんがすごいなあ。時代は蜘蛛か。女子高生が蜘蛛に転生する時代だし。2022/02/02
尚侍
10
ものすごく面白かった。ヴァンとの問題をどのように解決するのか気になっていたのですが、いやーまさか主人公がここまでうまく自分の加護を使うとは思いませんでした。主人公は俺tueeeeではあるものの、これまでは良くも悪くも器用貧乏という位置づけでしたが、ここまでうまく自分の加護を使いこなしているのであれば、なるほどこれはパーティーにとってなくてはならない人物だと改めて思わされました。次回はまた少し肌合いが違う感じになりそうですが、ここまでの流れが流れなのでどのような展開になるか、続きが楽しみです。2021/10/08
水無月冬弥
8
#キミラノ #ラノベ いつものスローライフを過ごしつつも、レッドの導き手という過去の姿が垣間見えてよかったです。なるほど、これが勇者の導き手か、彼を追い出すって、やっぱりアレスは駄目っ子さんですね。しかし、この状態でも恋人と妹とイチャイチャしているだぜ、レッドさんばねえ2021/10/16
モブ2
5
少しずつ核心に近づいているのかな?宗教は怖いですね。現実でもファンタジーでも。盲信してる勇者ヴァンの矯正の巻でした。勇者管理局って名前からして怪しいんですけど、じかいwに解明するかは微妙ですけど、スローライフから遠くなってきたのは分かった
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