角川文庫<br> 紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色

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角川文庫
紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色

  • ISBN:9784041114186

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内容説明

新入生オリエンテーションの準備で、今年も百花が所属する「小冊子研究会」も大忙し、そのかいもあり入部者も数人獲得できた。ある日、ひとりの新入生が百花を訪ねてくる。百花が記念館で作った「物語ペーパー」に惹かれて訪ねてきたという。物語ペーパーの話から活版印刷の話で盛りあがった小冊子研究会は、サークルの新歓を活版印刷所・三日月堂の見学を含めた川越への遠足に決める。当日、観光名所を回りながら印刷所に到着した一行は、活字棚の壮観に圧倒されつつ説明を受け、活版印刷を体験。百花は店主・弓子と挨拶を交わす。ウェブメディアで取り上げられるなど記念館の活動が徐々に広まっていく一方で、館の入るビルの取り壊しが正式に決まり、その存続が揺らぎ始めていた……。「紙屋ふじさき記念館」と「活版印刷三日月堂」が完全リンク! 一成の両親も登場し、目が離せない展開に!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

219
“温故知新”という言葉がピッタリはまるほしおさなえ作品。活版印刷三日月堂と完全リンク。三日月堂の弓子さん登場にテンションあがりましたね。でも、あくまでも三日月堂は脇役。紙屋ふじさき記念館はというと、ちょっと危ない事態になってる。このシリーズの終わりが見えてきたかな。それは置いといて、回遊魚のように巡り巡って古き良い物が、再び注目される。和紙はもちろん古き良い物が、今の世知辛い世の中の癒やしになってくれている。どう説明したらいいのかわからないけど、この歳で物語を通して何かを学んだ。2021/11/06

シナモン

154
シリーズ4冊目。川越の三日月堂が登場。ちらっとくらいかなと思ったらがっつりコラボで嬉しかった。落ち着いた雰囲気、やっぱり良いですね。だんだん自信をつけてきた百花の成長が微笑ましい。もうバイトの域越えてる感じ。凄いなぁ。藤崎さんも変わってきたし、人との縁って大切だな。「心が目減りしないように…」という言葉が印象に残りました。ペーパーレスの時代の記念館の未来と百花の将来。続きが楽しみです。2021/09/28

mariya926

148
『活字印刷三日月堂』とリンクしました!弓子さんもかも登場で、天野さんが同じ大学に入学し、なんとサークルで三日月堂で活字を試す事もします。三日月堂とのリンクは知らない人が結構多いのでは?と思っています。記念館の建物が壊された時がタイムリミットですが、サイトを作ったり、ワークショップをしたりして、建物がなくても継続できる方法を模索します。『どこにいたって必死にならなければ生き残れない、だったら好きなこと、夢中になれるものを選んだ方がいい』発売されているのはここまでですが、まだ続きそうです。2021/12/19

のぶ

130
お気に入りのシリーズなので、今までの流れが引き継がれていて嬉しかった。本作でも紙やインクに染色等の蘊蓄が込められていて楽しかった。主人公の吉野百花は大学で所属する小冊子研究会の新入部員の獲得に奔走していた。どうにか5人の部員が入る事になり、サークルの新歓を川越にすることにして、観光した後、活版印刷三日月堂を訪れ、弓子さんとも再開する事ができた。三日月堂のシリーズとリンクしているのも良かった。以上は三つの話の最初。その先いろいろな企画を立ち上げ、紙屋ふじさき記念館の存続の物語になった。この先どうなるのか?2021/09/13

ゆみねこ

85
シリーズ第4弾。大学3年生になった百花、小冊子研究会に5人の新入部員が。研究会の新歓遠足は川越、三日月堂とのコラボが嬉しい。菓子屋横丁や月光荘も登場で楽しかった。ウェブ雑誌の取材を受けたことがきっかけになり百花の目指す方向もハッキリして来た。取り壊しの決まった記念館のこれからも明るい兆しが。次巻ではどう展開するかが楽しみな1冊。2021/12/20

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