角川文庫<br> 紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー

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角川文庫
紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー

  • ISBN:9784041097755

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内容説明

名古屋の紙こもの市に出店した帰り、手伝いの百花と莉子は紙の勉強のため、仕事で美濃和紙の産地である美濃市に立ち寄る一成に付いていくことに。そこでは和紙の紙すきを体験したりかつての職人たちの歴史を学ぶ。旅行中の会話で、一成は忙しかった両親に代わり、祖母で前社長夫人の薫子に預けられ面倒を見てもらったことで、彼が紙に対して誰よりも詳しくなり愛情を抱くようになったかを知る。大手製紙企業の藤崎産業は同族会社で、先代の祖父から変わって一成の叔父が現社長になっていた。その息子で一成のいとこ浩介は昔から何かにつけ一成をライバル視して、会社では営業課長として記念館の不要論を唱えていた。「記念館がなくなることをあきらめていたけど、残さなくてはいけないと思うようになった」という一成の言葉を受け、百花も奮起し応援する気持ちになる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

244
“温故知新”、“好きこそ物の上手なれ”いう言葉を、ふと思い出す。和紙に興味を持った百花が、和紙の素晴らしさを伝えるために、あれやこれやと努力していく姿は、微笑ましく応援したくなる。そんな中で、間違いなく嫌われるだろう浩介の存在も気になる。古き良きものを現代に残す。そして、舞台となる町すらさえも大切にしてる。優しく温かく丁寧にオブラートで包みこむようなほしおさなえワールドはいいね。いつか百花の父の小説も読んでみたい。2020/11/15

シナモン

176
和紙をテーマにしたシリーズの2作目。美濃市和紙巡り、ちょっとしたライバル出現、お父さんの思い出…今回は前作よりもより楽しめました。人生の節目に紙漉きっていいなぁ。美濃市も魅力的で行ってみたくなりました。引っ込み思案だった主人公百花が記念館で働くうちに自信をつけて成長していく様子も微笑ましかったです(でも表紙のイメージとはちょっと違うんだよな💧)「文字箱」「物語ペーパー」、素敵なネーミングにもぐっときました。楽しく奥深い和紙の世界、続きも楽しみです。2021/05/15

mariya926

154
『紙は昔から強い力を宿すものだった』和紙に惹かれて様々なアイディアを出す主人公。本来は内気な女子大生が和紙との出会いを通して変えられていくストーリーです。バイト先の記念館の館長もほとんど笑わない和紙オタクのような人。しかし和紙を残していきたいと、記念館を存続させたいと変わってきました。今回は実際に和紙作りを体験することや、和のアクセサリーの包装紙やサークルの栞、そして物語ペーパーのアイディアが出てきます。作家さんが考えられたアイディアなのかな?アイディアが面白かったです。2021/11/25

KAZOO

144
シリーズ第2作目で結構楽しめました。ひょんなことから美濃市へ行って紙すきの体験をします。私も行きたくなるような都市ですね。さらに記念館館長の従弟が出て来て今後の展開も波乱が起きそうな気配です。さまざまな紙にまつわる製品など楽しめますが、申し訳ないのですがこの表紙がどうにかならないのかなあと感じます。活版印刷の話のような表紙にしてくれないですかねえ。2021/05/10

ちいこ

119
私が編み物とかを趣味にしているせいか、主人公が思いついて、何かを作り出すくだりが面白くて。あと、主人公のお父さんの小説、読んでみたいと改めて思いました。次作も楽しみです。2020/10/10

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