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内容説明
グラン・ケイオス帝国――大陸で最大の領土を誇り対魔族共闘を掲げる「人類宣言」の盟主国家。
アミドニアは「武力による国境線の変更を認めない」
という人類宣言の条文を盾に、その帝国の威光を以てヴァン返還を要求してくるが、ソーマは一蹴。
そして、使者としてやってきた帝国女皇の妹・ジャンヌとの交渉が始まる。
「我が国は帝国と二国間同盟を結びたい それも秘密裏にだ――」
戦争という嵐の過ぎ去った後、国家の思惑が静かに火花を散らす異世界本格内政ファンタジー第七幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
毎日が日曜日
6
★★★2021/08/10
zaku0087
2
大国との戦後処理交渉。負けた公国が都合の良いことを言うだけなので、それをバッサリやりつつ、戦争代行で手打ち。なかなか交渉上手な王様だが、「人族」都「獣人族」の混合を認めるかどうかが最大の焦点なので、人類宣言自体が対立構造を生み出す仕組みだから、将来的にもめるのは必至。純潔主義と民族浄化は裏表の関係だから、魔族との対話も不可能になる。混合社会の方が生存しやすいだろうから、最終的には王国の価値が高まるか?2021/09/04
つき
2
7巻2021/08/18
capeta
1
今はマキャベリとかホッブズとかの時代だけども,そのうちマルクス主義とアダムスミスの時代がやってくるんだろうかね。なかなか面白いなぁ。2022/02/16