ビッグコミックス 浮浪雲（はぐれぐも）（１０３）

著者名：ジョージ秋山【著】

小学館（2021/05発売）

• ISBN：9784091862402

内容説明

人間の営みは、馬鹿馬鹿しくって、哀しい。

婚礼の前日に、一度だけ過ちを犯す花嫁の心理を描いた『狐の嫁入り』。
『跡継ぎ』で語られる、腹を痛めて産んだ我が子を抱けない女の覚悟。
「あちきはいつも女に愛想尽かされるんです」と笑う浮浪雲の爽快。『素泊まりの人』。
我が子の将来に絶望した母がとった、絶望的な“愛の形”とは？
『はぐれくも蛛』………
魂の救済と慰安を求めるすべての人へ。
全九編収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[デシノ]

気のせいか、絵のタッチが変わったような…。たまに出てくる歴史的背景。この巻には廃藩置県のころの話がある。社会風刺的な話と同じくらい面白く読める部分なので、もっともっと描いて欲しい。

2014/07/03