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内容説明
干し草の山にとびこみ,野イチゴをつみ,変装ごっこで大わらい!自然豊かな小さな村に,子どもたちがぜんぶで6人.楽しいことでいっぱいの毎日を8歳になるリーサが語ります.遊んで遊んで遊び暮らした作者の子ども時代が色濃く反映された物語を,原書初版のニイマンのさし絵と新訳でおとどけします.シリーズ第一作.
目次
1 やかまし村の子どもたち┴2 男の子のきょうだいって,めんどう!┴3 あたしの最高のお誕生日┴4 お誕生日のジュース・パーティー┴5 夏休み┴6 カブラの間引きと,子ネコのムッレ┴7 自分の犬を手に入れたウッレ┴8 大すきなおじいちゃん┴9 秘密をまもれない男の子┴10 干し草小屋でのおとまり┴11 アンナとあたしの家出┴12 遊び部屋づくり┴13 やっぱり秘密がまもれない男の子┴14 新学期のはじまり┴15 変装ごっこ┴16 おそろしい雪嵐┴17 もうすぐクリスマス┴訳者あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
G-dark
15
子どもが6人しか居ない小さな村だけれど、ちっとも寂しくなんかなくて、笑い声で賑やかな「やかまし村」の物語。リーサ、ラッセ、ボッセ、ウッレ、ブリッタ、アンナ。やかまし村の子どもたちが「地面に足をつくとダメ」というルールを作って石の上や柵の上を歩いてみたり、子どもたちだけの言葉を作って無邪気に遊んでいるのが可愛い。日本の子どもと外国の子どもって、中身はほとんど同じですね。子どもがこうしてのびのびと愉快に遊べる世の中って素敵。子どもが元気だと大人も元気になれる気がします。2020/03/15
HISA
9
☆☆☆ピッピがそんなに響かなかったので期待してなかったからか、とても良かった。私も裏山に秘密の部屋作ったなぁ。子どもが子どもらしく、想像力を働かせて面白い事を探して遊ぶ毎日。ステキだわ!2025/05/13
とみい
9
なつかしい2022/12/28
けむりの猿c((•ω•))ɔ
6
秋のリンドグレーン再読祭り。いや今年はずっとリンドグレーン読んでるけどね♪(๑´ㅂ`๑)こちらの新訳は初めて。イングリッド・ヴァン・ニイマンの挿し絵がカワイイ!そのままTシャツのデザインにしたくなる(*´ェ`*) ウッレが犬のスヴィップを飼うお話しが好き。物語唯一のひとりっ子の良い味が出てた。子ども同士でウサギの売り買いで小遣い稼ぎ。今の日本では道徳的にはダメかな?子供時代にビー玉やメンコを負けた相手から奪うことも楽しかった思い出だけど…(*´∀`*)今じゃねぇ2020/11/21
つぐみ
6
初めてのリンドグレーン。とても面白い。子供の頃にこんな気持ちになったな、こんなことあったなと読み進めるうちに感じた懐かしさは、きっとかつて子供だった者が必ず通る道故になのかもしれない。毎日が冒険で毎日が発見、はきっと世界を全身で知ろうとする子供だからこそ味わえる感覚だろう。新訳だからこその読みやすさもあったかも。続きを読むのが楽しみ。2020/08/23