講談社文庫<br> 中国の歴史(三)

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講談社文庫
中国の歴史(三)

  • 著者名:陳舜臣【著】
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  • 講談社(2021/05発売)
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  • ISBN:9784061847842

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内容説明

王莽によって簒奪された王朝を回復した後漢も、やがて衰え、中国史のなかで最もよく知られ、最も躍動する三国志の時代を迎える。多くの英雄が輩出し、のびのびと、しかし激烈に、時代の波を押し渡る。波乱の歴史を、豊かな史料から考察し、祖国への愛と憧憬をこめて綴る、中国五千年の歴史シリーズ。<全7巻>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akihiro Nishio

10
読みにくい巻であった。後漢から三国志、五胡十六国、東晋時代を経て、南北朝、そして隋による再天下統一まで。三国時代がハイライトだがわずか150ページ。あとはずっとグダグダである。特に晋以降は酷い。南北朝時代も政治は安定せず、目まぐるしく王朝が入れ替わる。これでは難を逃れて日本に来る貴族がいたのも納得できる。大和王朝が、均田法や仏教など、当時最新の思想をキャッチしていたのは、このような時代背景によるものであったか。2016/03/06

鴨の入れ首

3
本巻は後漢創立(光武帝)から魏晋南北朝時代の終焉まで。三国志と五胡十六国という錯綜した乱世の大きな流れとその背景を流麗な文章で知ることができ、個人的に非常に勉強になりました。大変興味深く、次巻以降が楽しみになる一冊です。2025/04/24

smatsu

3
後漢→三国→晋→五胡十六国→六朝→南北朝まで、中国史でも一番混乱が激しく受験生泣かせの時代。後漢は前漢に比べて版図は同じ位だが人口は三分の一まで減っていたそうで、勢力としてはやはり下り坂だった。五胡は北方の異民族である匈奴、鮮卑、羯、氐、羌を指すが十六国というのは実際にはもっとたくさんあり単に十六国が語呂がいいとかで具体的にどの国というのは決まりが無いらしい。六朝は江南に興亡した六つの王朝(呉、東晋、宋、斉、梁、陳)、南北朝は北(北魏、東魏、西魏、北斉、北周)と南(宋、斉、梁、陳)で南朝は六朝と被っている2025/01/28

のんたん 

3
もはや理解不能と思っていた五胡十六国と六朝時代のことが、さすがの陳さんの解説でスーッと頭に入ってきました。たまに登場する英傑も一代で終わりそのあとお家騒動が続くというのはどの民族でも同じで、違いといえばその残虐さ?何とも暗い時代です。2020/10/23

ten304

3
劉秀により漢室の中興がなされるが、わりとすぐ泥沼に。そしてついに三国時代に突入!やっぱり三国になるとわくわくする。…しかし人口の減り具合を見て閉口。三国志演義の影響で英雄たちの華々しい活躍の時代だと思っていたけれど、実態は苦難の時代だった。そして五胡十六国時代の血生臭さ。ここら辺は王朝が出来ては消えで非常に覚えづらい。江南に追われた挙句一致団結もせずに内訌に明け暮れる漢民族って…。 2016/03/23

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