内容説明
アヘン戦争による経済破綻、西欧列強の進出、日清戦争の敗北。内外の憂患に潰され清は、亡国のときを迎えた。孫文につづく革命家たちは、自主・独立の旗を掲げ、民族の力を結集、中華躍進の基礎を築く。――波乱の歴史を豊富な史料から考察し、祖国への愛と憧憬をこめて綴る中国5千年の歴史シリーズ。<全7巻・完結>
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Akihiro Nishio
14
ついに最終巻。アヘン戦争から日中戦争まで。西洋列強の横暴、太平天国の乱、日本の参戦、義和団の乱、革命勢力の台頭など立て続けに国難に遭い、全く良いところのない清王朝であるが、土俵際での粘りがすごい。なぜこれだけ粘ることができたのか?全巻を通じての感想としては、とにかく政治的に安定しない歴史であった。日本史で例えれば、絶えず関ケ原の合戦と応仁の乱が起こっているようなものである。人が死ぬ数が桁外れである。本書を読んで読みたい本が一気に増えた。今度は各時代をもっと丁寧に読んでいこう。2016/05/12
鴨の入れ首
2
最終巻の本書は清末(アヘン戦争あたり)から中華人民共和国成立まで。流石に非常にややこしい時代を冷静かつ流麗な文章で分かりやすくまとめられており、読んでいて非常に勉強になりました。それと同時に私個人は、日中戦争及び日中関係(東アジアの歴史)についてもっと知らないといけないなと思います。とても面白く、かつ興味深い本でした。2025/05/02
フジエ
2
ようやく7巻読み切った。いろんな国が起きては消え、外から来たり、中から生まれたりを繰り返す。振り返って、現代はどの辺なんやろう?と思うのだろうか、中国の歴史はまだまだ続く。2024/12/13
つきの
1
清末から中華人民共和国まで。前巻まで欧米の国名はほとんど出てこなかったのに、最終巻になって突然”国際社会”がガッツリ登場し、何千年もの間いかに中華王朝が閉鎖的であったかを実感させられた。これまで冷静・中立的に筆を進めてきた作者も、近代の列強による中華侵食の箇所では怒りを滲ませており、それが臨場感を高めていた。1年かけて全7巻を読みきったが、最後まで面白く読むことができた。続編である近代編が未完のまま作者が逝去されたのが本当に惜しい。2023/06/06
シノッツォ
0
1巻からすべて読み終わった。 歴史を教科書的におっていくのではなく、作者の考えを交えつつ客観的に書いているので面白かった。 また、これに限らず気になった登場人物や事件についての関連図書を読む前の準備体操と言ったら失礼かもしれないが、バックグラウンドを掴むには、本書は全巻通して歴史の流れがとても分かりやすいので入門書として最適だと思った。 でも残念ながら、作者はもういないんだよね…。2017/02/22
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