てごわいおきゃくさまです - おばけやさん

著者名：おかべりか

偕成社（2021/05発売）

• ISBN：9784034396704

内容説明

こちらはおばけやでございます。当店のおばけが、おるすばんや、あかちゃんのおもり……といったちょっとしたおてつだいから、人間にはできないような大きなしごとまで、なんでもおひきうけいたします！ 　今回は、近所の顔なじみさんが、心を開いてくれなくなったともだちをなんとかしたいとやってくるのですが、なかなか手ごわそうなひとのよう。たもつとおばけ、さてどうやって、依頼に応えるのでしょうか……？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[遠い日]

「おばけやさん」シリーズ７。３話。うまく繋がっている。なかなか心の中を見せようとしないお客さんに手こずって、ポンポも一緒にあれこれ手を尽くす。人の心は複雑怪奇。自信とプライドがへし折れて、ねじ曲がり、素直になれないお客さん。心を砕いて、誠心誠意、作戦も立ててぶつかることが突破口。……７巻まできてしまいました。これから先の、お父さんお母さんとまた一緒に暮らせるようになるところまで、これまでの事情を含めて知りたかったのに、おかべりかさんはもういないし、それは叶わないこと。残念です。

2021/12/01

[おひさま家族]

小２次男ひとり読み。今回のお仕事は引きこもりの女の人を外に連れ出すこと。　おかべさんが亡くなって今回が最終巻ですよね。たもつの両親とかポンポとかまだまだ謎があったので続きが読みたかった・・・・残念です。

2017/09/15

[suchmo]

続きも読みたかったです。。（涙

2017/07/20

[黒豆]

おばけやさん、今回は手強いよ。絵のかわいさにうるうる(^^;)おまけマンガも面白い！

2017/06/18

[スターライト]

たもつとおばけ、そしてウサギのポンポのおばけやさんシリーズがこれで完結らしい。てっきり、遠くの町に行ったたもつの両親が帰ってくる話で締めくくると思ったのだが違った。今回のお手伝いは、ひきこもりの女性の相手ということで、小学生の読み物としては重いのではと思ったが、女性らしい理由で元気をなくしているだけだった。おばけのご褒美が、たもつの歌う子守歌というアイデアが新鮮。

2021/06/13