内容説明
料理家、高山なおみさんによる人気日記エッセイ『日々ごはん1~12』から、新たにスタートした『帰ってきた 日々ごはん』シリーズの第2巻です。2012年10月~2013年12月の日記とアルバム、「おまけレシピ」の他、「スイセイ解説ごはん2」を収録。日常が愛おしく思える、小説のような日記。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野のこ
35
高山さんのエッセイは安心して読めて私の心のよりどころ。と思いながら読んでたら最後の最後にびっくり。日々のごはん、何度か食卓に出たロシア風ロールキャベツグラタン、食べてみたいです。スイセイがもやし入りサッポロ一番を作ってくれたり飾らないごはんも仲の良さがほっこり良いなって思いました。さてさて、うちの今日のごはんは何にしよう。2017/06/26
Sakie
16
『ここにある毎日は、ちっとも確かなんかじゃなく、いつ壊れてもおかしくない、いろいろなできごとで成り立っている』。それでも前に進む日々。とうとう、小耳に挟んではいたその時が近づいてくる。高山さんは『胸に浮かんだ言葉を並べるように』書く。感性を大事にしている。でも、読者が読んで心地よくない感情は、文章の中に書かない。だから、ごはんをつくらないことも、予定を変更することも、読み手は自然体と受け取る。行間にはたくさんの諍いがあるのだろう。スイセイさんは山の仕事が楽しくて、独りで行って作業することも多くなった様子。2021/06/08
chi0926
6
相変わらずゆったりとした気分にさせてくれる。高山さんのように、自分の体と心の声を聞き、ひきこもる日や読書にふける日があってもいいんだなと思う。たまに自分の勝手な義務感にガクンと疲れる日があるので今度やってみようと思う。スイセイさんの言葉は短くて抽象的だけど的確で、高山さんととてもよいコンビだと思う。毎回、読後はサッポロ一番が食べたくなる。2017/01/24
Paku501
6
いつも購入してたのに、今回図書館で借りました(ジワジワちょっとづつ読むのがいい本なので買ったほうがよかったかなー)日々ごはんを読むと必ず布団干したり、床の水拭きをしたり、大物の洗濯をしたり、高山さんっぽい料理を作ったり、吉祥寺に行きたくなります!吉祥寺から引っ越し!!!!?ビックリビックリ!!?2017/01/11
アルパカ
6
読むとホッとします。特に寝る前に読むと。山の家に二人で暮らすのかなあ、と思いきやまさかの別居。文章を書くとき、一人で思い切り集中したいのかな、などと思いました。丁寧に書かれたレシピ。時々ごはんづくりを休むのも何か人間的でいいです。 2016/12/29
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