ジュールコミックス<br> 夜明けの図書館 (7)

個数:1
紙書籍版価格
¥792
  • 電子書籍
  • Reader

ジュールコミックス
夜明けの図書館 (7)

  • 著者名:埜納タオ【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 双葉社(2021/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575338416

ファイル: /

内容説明

図書館で、利用者の調べもの、探しものをお手伝いをする「レファレンス・サービス」を扱った、大ヒットお仕事マンガ。今回、新米司書の葵ひなこは、一番難しいレファレンスに挑む! 果たしてその難題とは? 連載期間約10年、文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品が堂々完結。本と人を繋ぐ極上のヒューマンドラマ、全7巻イッキ読みをおすすめします!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

115
シリーズ最終巻。色々な思いが…。司書・葵ひなこの活躍を書いた物語です。図書館の知らない一面を見せて頂きありがとうございました。図書館は、新聞、雑誌を読み、本を借り、返すだけの場と考えていましたが。相談業務としてレファレンスサービスがある事を知りました。特別整理期間が、図書館にとって利用者にとっても、大切な本のたな卸し作業であることを知る前は、えぇ~、休みか…と思っていました(苦笑) 字の大きさは…字が小さくて読めない大きさ。★★★★☆2021/08/30

モリー

89
主人公の新米司書、葵ひなこさんが好きでした。ちょっとおせっかいな所、熱心過ぎてつい言わなくても良い事を言ってしまうところ、図書館に訪れた人が無意識に求めていることまで見抜いてレファレンスサービスしてくれるところ…その他諸々、全て好きでした。今も日本のどこかの図書館でひなこさんのような司書が頑張っていると信じたい。第一巻の発売が2011年10月ですから、大地震から約半年後。あの激震で崩れたのは形あるものばかりではありませんでした。私の場合、壊れた心の支えが図書館でした。しかし、心の余震もいまだ続いています。2021/02/20

ででんでん

86
学校図書館、自治体の災害記録、子育て支援、そして職員の異動。まさに身近なテーマばかり取り上げられていて一気に読了(涙も出たり)。もう最終巻だったのか。レファレンスはほんとに難しい。なかでも、その人にとっての1冊をすすめる読書相談は難関。それでも「本を渡す」ということは、誰かの役に立てることにもつながる。葵さん同様、仕事で嫌なことがあったときは、この場所に(再び)立っていられることになったときの喜びを思い出すようにしている。本は、「たとえ内容を忘れても体のどこかに残って自分を助けてくれる」と私も思う。2021/07/08

アルピニア

69
「学校図書館へようこそ」を含む4話。どれも心に響く話だが、マイベストは「雨の中の光明」災害に遭い、暮らしも心もズタズタになった円さんが、ゆっくりと再生に向かう過程が描かれている。地名が上書きされていくことの問題点も感じた。館長の「あくまで当事者自らが立ち上がるのを待つべき。そのために必要とされる力が図書館にあるなら全力を尽くして応える」という言葉が胸に残った。最終話「私の夜明け」では、ひなこさんの回想に泣けてきた。全28話。どの話も「本」の力、「図書館」の可能性を感じてエネルギーをもらえたこの作品に感謝。2021/03/08

こふみ

61
とうとう最終巻を読み終わってしまいました。学校図書館の話は本当に良く取材されているなぁと感心しました。当事者(?)としては、もうすぐ始まる三学期がなんだか楽しみでもあり、気が引き締まる思いにもなりました。「夜明けの図書館」大好きです。2023/01/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17243230
  • ご注意事項

最近チェックした商品