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内容説明
猛烈に勉強した夏休みが終わり、新学期が始まった。センター試験を乗り切る学力は十分に身につけた二人は、いよいよ東大一本に絞った対策に挑む。桜木が二人に課した課題は、東大の問題を作成すること。東大が求める能力「想像力」を鍛えるために必須の課題に取り組む二人。そんな中、学園で開催された講演会で生徒たちに向かって「東大なんか行ってもなんの意味もない!」と叫ぶ講師がいた。男の名は矢島。そう、かつて桜木の教え子だった男である。受験に燃える生徒たちの反応は……? そして、東大専科・天野に受験の季節特有の「危機」が訪れたーー。波乱含みすぎる受験の秋が描かれる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TakaUP48
32
夏休みの一人勉強を無事にクリアした天野・早瀬に出された課題は、「入試問題を自分で作れ」という問題。2人の処理対応はいかに?講演の臨時講師で来たのは、龍山高校の東大合格第2弾?だった矢島。東大卒後官僚になったが辞めて、世界を回っているという。「自分で考える人になれ。桜木なんかに欺されるな。東大に行っても意味がない」と熱演。その後の桜木の弁は「意味がないというのは、東大に行った者の言う言葉」。確かに!休み明けに多いのは、途中棄権をする連中。一流と言われる人の共通点は諦めず努力を続けること!やるかやらないかだ!2021/01/24
Carlyuke
21
矢島の体調不良の教授の代行での講演。東大へは来るな。それは東大へ行ったから言えること。天野のスランプ。2021/04/27
ミヤト
9
ここにきて東大に行くな! という演説を受ける。そのセリフを吐けるのは東大にいった人だけだよー、ということだった。まあその通りだよな。桜木はやっぱり東大第一の様子。「詐欺師」といわれるのもまあわかる気がする。煽てまくって「東大にいけ!」と猛プッシュしてるあたり。2021/08/15
サイド
9
必要なのは努力を続けること。途中棄権しないこと。2021/04/30
きっちんきりん
5
努力できるタイプ、できないタイプの人がいて脳の機能上決まっている(東大生も半々でいる)というのが面白かった。 努力できないタイプは報酬について懐疑的で、やり始めると「やっても報酬はもらえないかも、もっと効率の良い方法があるかも」だとかを島皮質という脳の部位が考えてしまうらしい。 努力できるタイプは素直に報酬予測が働きドーパミンが出る場所が活性化する。 もしかしたら、昨今成功体験が持て囃されているのは、報酬予測のシステムに寄与するからかも?と思いました。2024/07/10