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内容説明
トランプ現象、パンデミック、不平等……。ハラリ、トッド、ピケティ、サンデルらの目に映る今の世界とは? 必読のインタビュー集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこ
140
講談社現代新書、攻めてるなぁ。未来予測本はゴールを10年以上先にしないとすぐ陳腐化してしまうのに…本書は2021年1月発行の本でその時点のコロナ禍について書いてあります。哲学者、経済学者、政治学者、ジャーナリストなど「クーリエ•ジャポン」に載った記事に加筆修整してあります。私はハラリ、ダイアモンド、コーエン、サンデル(敬称略)の考察が好きです。…クーリエ•ジャポン…知りませんでした。米国の有力紙や欧州の有名メディアの記事を、邦訳書を飛び越えて日本語で読める。しかもDマガジンで読める!早速最新版読みました。2023/01/04
けんとまん1007
87
知っている名前、そうでない名前。しかし、読んでみて「世界の賢人」に納得。それぞれの専門分野に立脚しながら、明日を冷静にかつ、熱い思いを持って語る。多くの知的刺激を受けた。自分なりに考えていこうと思う。安直なメデイアに煽られることのないようにあるための貴重な指針だ。2021/06/01
鱒子
84
2021,1月の出版の本。現在4月。図書館で順番が回ってこないので、買いました。コロナのようなスピードが求められるトピックでは、タイミングが遅れた感じは否めない。ちょい情報が古いのです。うーむ、現代ではもはや書籍よりもwebこそがタイムリーな媒体なのだろうなぁ。本書ではインタビュアーの意見が入りすぎているところも見受けられます。こんなに喋るタイプのインタビュアーなら、身元を明かして対談という形にしても良いのではないかと思いました。2021/04/08
よっち
57
パンデミックの惨禍、拡大する不平等、トランプ現象。ハラリ、トッド、ピケティ、サンデル、タレブ、ナオミ・クラインたちが予測不可能な大転換の時代を生きるヒントを語る16本のインタビュー集。不透明な経済への指針、不平等をこれからどうしていくか、アフターコロナの哲学を踏まえてこれからどう生きていくか。なるほどなと思ったりピンとこなかったりする論もあって、ややページが物足りない箇所もありましたが、加速していた世界がコロナによっていったん減速して、これからどうするのかを考えるのに様々な視点があって興味深く読めました。2021/05/15
びす男
52
インタビューはとても短い。消化不良ぎみだが、世界で支持されている識者たちの話は刺激的だ■新型コロナウイルスの感染拡大そのものは危機ではなく、既存の課題を顕在化させた――。これが、おおむね共通認識のようだ■貧しい人に必要な物資や医療が届かない。インテリが遠隔勤務を始める一方、エッセンシャルワーカーは現場で感染リスクにさらされる。遅々としていたIT化も一気に進むだろう■感染症は、人類が共通して戦うべき相手だ。なるほど、あと1、2年の取り組みは、気候変動などのグローバル課題に対する試金石にもなるかもしれない。2021/03/14
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