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内容説明
分断、気候変動、働き方――。新型コロナが浮き彫りにした諸問題の行方は? 賢人が明かす、世界を考えるヒント。好評シリーズ3弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白玉あずき
41
ナラティブ経済学! 量子力学における観測者問題を思い出してしまった。まあ不安に取りつかれた人間が、出来もしない未来予測を必死に求める気持ちはわかるが。私の乏しい人生経験から言って、残念ながら未来はわかりません!想定外の人生行路をある程度は楽しんで、後はセーフティネットに引っかかるよう祈るだけ~ マリアナ・マッツカートでも機会があったら読んでみよう。GDPでは社会のごく一部しかカウントできない、それは当然でしょう。経済学ってなんだろな♪2022/01/30
フム
32
オンラインメディア「クーリエ・ジャポン」に掲載された各国メディアからの翻訳記事の中から反響の大きかったものを紹介している。コロナ禍による劇的なパラダイムシフトは果たして起きたのだろうか。序章でハラリは50年後にはほとんど誰も、このパンデミックを覚えていない可能性を言っているが、私の今の気分も似たものだ。目に見える傷跡を残す自然災害でさえ、時が風化していく。危機によってあらわになった社会の脆弱性や不平等についても、危機が過ぎれば再び見て見ぬふりになるのではないか。2021/11/23
山口透析鉄
26
市の図書館本で読みました。クーリエジャポン 、一時期Webで購読していましたが、今は読んでいません。ただ、日本のマスメディアよりはだいぶ有益な記事は出ますし、その内容の一端はこういう本でも判ります。 ピケティ・トッド両氏等、世界的に名の知られる方も出てきて、やはりダテに海を越えて翻訳されていません。 他にもバーツラフ・シュミル、デイビット・グッドハート、ガブリエル・ズックマン、ショシャナ・ズホフ、ロバート・シラー、リンダ・グラットン、ダニ・ロドリックといった社会科学系の研究者の記事が良かったです。2023/08/26
もぐもぐ
5
冒頭でユヴァル・ノア・ハラリが語る「50〜60年後には、ほとんど誰もこのパンデミックを覚えていない可能性もある」のは同感。だって通勤電車ですらすっかり満員に元通りだから。。。巻末のカズオ・イシグロの記事が面白かった。彼の本をまだ読んだ事が無いので手に取ってみたい。全体的にタイトルの「不安に克つ思考」は内容と合ってないかな。2022/01/24
ケルトリ
2
不安に勝つ思考、というタイトルから想像されるような内容ではないような気がする。しかし、資本主義による環境問題との矛盾、監視資本主義、エリートと庶民の分断といった内容はこのころから叫ばれていたのだと実感する。最近そう言った単語を知り始めた者としては遅れていると実感してしまう。そしてこのころはウクライナ戦争もトランプ再選も全く想像もされていなかった。果たして2030年ごろの世の中はどんな話をしているのか……2024/12/19
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