パリピ孔明（４）

著者名：四葉夕卜【原作】/小川亮【著】

講談社（2021/01発売）

• ISBN：9784065220122

内容説明

現代渋谷へ転生した諸葛孔明は、歌手を夢見る月見英子の軍師として全力で策を巡らす！　当の英子はオリジナル楽曲の制作中、スランプに陥ってしまう。そんな時に意気投合した“七海”と行った路上ライブを通して、「歌うことの本当の意味」に辿り着くことができた。しかし、七海から「10万イイネ企画」の敵同士であると聞かされて‥‥。断琴の交わりの行方は!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[トラシショウ。]

「解った。じゃあ遠慮はナシだ。『イェッイェッ！こちらマイクロフォンナンバー2！・金のトラックに乗って本人登場！・作戦失敗この後どうしよう？・なんて言うかよ！・金に群がるトーシロー！』」。またしても孔明の策が炸裂するサマーソニア出場を懸けたAZALEAとの10万イイネ獲得対決の顛末。お膳立てはしても、ここぞの大一番にはあえて助力せず英子のやりたいようにやらせる辺り、本当に孔明にとっては英子こそが現世の「我が君」なんだなぁ。かつての自身の草船借箭の計の再演に見えてその先を示すのもイイネ(以下コメ欄に余談)。

2021/01/14

[すしな]

160-22.アニメでのクライマックスの部分でした。サマーソニアの出場権を賭けた渋谷１０９前での戦いを赤壁の戦いになぞって話が進みます。魏軍から矢を奪うエピソードが現代版に置き換えられたシーンは第一章の締めを飾るにふさわしい感じでした。真剣勝負ではあるのですが、清々しさがありますね。

2022/11/13

[いおむ]

『109の戦い』！ここで赤壁ネタがくるとは？！面白かった(⁠^⁠^⁠)

2023/12/24

[exsoy]

109の戦い。AZALEAの服際どいなぁ。顔出しのほうが売れそう。

2022/12/14

[わたー]

★★★★★そして孔明の天下泰平の計Vol.1がここに成る。孔明と10万といえば勿論、赤壁のアレ。読者の期待を裏切らないどころか、それ以上の、2周目の孔明だからこそ為せた業の前のテンションは最高潮。続く、アルバム作成でも魅せてくれることに期待して。

2021/01/13