内容説明
あやかしの頂点に立つ鬼、鬼龍院の次期当主・玲夜の花嫁となった柚子。家族に虐げられていた日々が嘘のように、玲夜の腕の中で、まるで真綿で包むように溺愛される日々。あやかしやその花嫁が通うかくりよ学園大学部に入学し、いつか嫁入りするその日へ向けて花嫁修業に励んでいたけれど・・・。パートナーのあやかしを毛嫌いする花嫁・梓や、玲夜に敵対心を抱く陰陽師・津守の登場で、柚子の身に危機が訪れて・・・!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
59
2巻まとめ読み。高校卒業した柚子は花嫁修行のためかくりよ学園大学部に入学。うーん彼女が改心して彼の良さが分かるエンドを希望してたのに残念!桜子が可愛くて、彼と結ばれて良かった。かくりよ学園のシステムや『政財界の大物』などの会話にリアリティがわたしには感じられず、地の文もちょっと合わないかも(><)柚子の見た目、繰り返し普通普通と言われていますが表紙絵の柚子はめちゃくちゃ美少女だなあ。それに比べて玲夜は…?笑(玲夜目線での見え方なのかも!?)2021/02/17
はつばあば
43
どんな事があっても花嫁以外には興味をもたない玲夜だから安心して読めます(#^^#)。人と人じゃ梓や桜子のような美女や可愛い系にはすかさず触手を伸ばすだろうに(^^;。それにしても昔の陰陽師と違い肝っ玉の小さい津守ですね。無視されたからって・・今の子供達の方が強いかも。神獣の「みるくとまろ」てっきり津守の腹違いの弟浩介が遣わしたモノだと思っていました。あと3巻・・今月は積読本の溜まり具合に本の購入を控えようと思っていましたが・・婆の好奇心は抑えられそうにありません・・2022/02/06
mariann
41
1巻は少し展開が強引だったのでこちらの方が楽しく読めた。柚子は高校卒業後、かくりよ学園に入学。そこで花嫁を対象にした花嫁修行を専攻し、政治経済から格闘技まで幅広く学んでいる。クラスメイトの梓は花嫁だけど婚約者とは上手くいっていない。人間には番に対する本能が見えないので当然起こり得る事態だ。そこはあやかしの優しさに免じて…と言いたいところだけど現実世界でそれやると親の身売りだしやっぱり無理か。その気持ちに付け込まれた梓はとことん落ちていく。玲夜のために狙われる柚子も災難だけど頑張れ。猫はなぜそこにいたんだ?2021/10/10
ダージリン
37
あやかしの花嫁はいかに愛されていても、好きになれなければ悲劇という一面がある。この世界観はなかなかドラマティック。相思相愛の柚子や透子は幸運。この巻ではかくりよ学園での新たなキャンパスライフが始まる。2022/11/01
葵@晴読雨読
33
面白かった!あやかしと花嫁の関係って必ず相思相愛ではないんだなぁ。梓と蛇塚のラストは切ない💦2021/06/15