双葉文庫<br> 文豪怪奇コレクション 幻想と怪奇の夏目漱石

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紙書籍版価格 ¥836
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双葉文庫
文豪怪奇コレクション 幻想と怪奇の夏目漱石

  • ISBN:9784575524208

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内容説明

いまなお国民的人気を誇る文豪・夏目漱石は、大のおばけずきで、幻想と怪奇に彩られた名作佳品を手がけている。西欧幻想文学の影響が色濃い「倫敦塔」「幻影の盾」から心霊小説の名作「琴のそら音」を経て、名高い傑作「夢十夜」、さらには今回初めて文庫化される怪奇俳句や怪奇新大詩まで、漱石が遺した怪奇幻想文学作品のすべてを1冊に凝縮! 怖くて妖しい文豪名作アンソロジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさ

32
漱石の幻想小説と言えば『夢十夜』がすぐに思い浮かぶ以外、ほかにどんな作品があるのかなと思いながら手にしたのだけど、いろいろとあるのですね。ラインナップ1番目の新体詩『鬼哭寺の一夜』から幻妖世界に惹き込まれた。夢十夜同様に声に出して読みたくなる作品でした。巻の後半に配置の『倫敦塔』や『幻影の盾』なども見慣れない作品だったけど、読んでいくと味わい深いなぁ。2021/10/30

ホシ

23
何か一つ夏目漱石にお願いできるとしたら「長編怪奇小説を書いてほしい」とずっと思ってました。本書はそんなに私にうってつけ。漱石作品の中から幻想譚や怪奇譚を選りすぐります。ほとんどが既読でしたが飽くことなく読めました。『倫敦塔』『幻影の盾』は正直、私にはちょっと難しい。好きなのは『琴のそら音』と『趣味の遺伝』。『琴の~』は要するに「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という作品ですが、ページを捲る指が止まらん(笑)。『趣味の~』は男女2人の宿業を物好き学者先生が解き明かす内容。悲恋譚だけどほっこりして好き(*´∀`*)2021/01/17

くろばーちゃん

2
漱石は読んでいない作品が多いのではあるが、こんなに怪奇幻想を書いているとは知らなかった。「夢十夜」を読むのは近藤ようこさんのマンガを含めると3回目だが、読む度に面白くなる。「琴のそら音」は琴が出てくる怖い話かと期待して読んだが楽器の琴は登場せず、おばけの話なのに吹き出してしまうような、いい話だった。「永日小品」も面白いものが多く得に「モナリサ」が好み。「趣味の遺伝」もよかった。「倫敦塔」は読みづらく、大筋はわかったが深く味わえなかった。東さん選の漱石妖句集は驚きの連続。妖しげな俳句の連続で楽しめた。2020/12/19

ペンポン

1
夏目漱石もこんな本を書いたのだ。実は大のお化け好きだったそうだ。夢十夜は何とも訳の分からない話の集まりだ。でも読んでいてハッキリと内容の場面が浮かんで来る。倫敦塔を先ず読んだが、ケルト文学を読んでいる気がした。琴のそら音はハッキリ覚えてはいないが、何故これが幻想と怪奇の夏目漱石に含まれているのかと思った。漱石を読む際の寄り道と思って軽く読んでみた。2021/09/28

モリヤマ リン

1
あんかうや孕み女の釣るし斬り この一句で、他が全部ふっとぶかと思った。2021/02/07

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