内容説明
魔王は生きていた! そうとも知らず、ダヤンの「定められた務め」を果たすため、ノースをめざすダヤンとジタン。そのジタンを追うバニラ。そして、魔王のあとをつけたキマイラは……。一方、イマのタシルでは、過去から帰らないダヤンとジタンをとりもどそうと、イワンを先頭にみんなが一丸となって、ある計画を進めていました。さぁ、時空を超えた大冒険のラストには何が待っているのでしょう!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
a.
1
いつになったらダヤンはイマに帰れるのかな?と思ったらついに!ハルカノクニとアビルトークの物語が交互に描かれて、ハラハラドキドキの展開。2022/08/01
種蔵珪也
1
ダヤンよりジタンのことを考えて泣いてしまった。ジタンのまたすぐに会えるは正しいんだけど、その裏側にはジタンのはるかな時間がある。ダヤンは無事わちふぃーるどに春を告げることができたし、バニラも来たしジタンとも再会できたので全体的に大団円だったんだけどそれだけではないというか。命の泉に入ってしまった者はみんな長い命を望んではいなくて、おおむね寿命が延びるで終わるんだけど、ジタンだけは若いまま待ち続けることになるのがあまりにもかわいそうで、はるかな長いとき一人でお疲れ様、ほのぼのしてるダヤンが救い。2020/03/02