二見時代小説文庫 琉球の舞姫 - 剣客大名 柳生俊平14

著者名：麻倉一矢

二見書房（2020/08発売）

• ISBN：9784576192093

内容説明

金座の後藤庄三郎家に、琉球から金工師と舞姫。
薩摩藩主・継豊の影！

将軍の影目付・柳生俊平に吉宗から緊急の探索命令！
金貨改鋳中の後藤庄三郎は海賊大名の久留島光通や薩摩藩と何を企んでいる？

八代将軍吉宗のもとに薩摩藩主・島津継豊から“黄金の瓢箪”が届けられた。貨幣改鋳を担う金座の後藤庄三郎に、琉球より招いた金細工師と舞姫を送り込んだが、小判鍛造のかたわら、黄金の製品も造りだしているという。将軍の影目付・柳生俊平は、吉宗から直々に、金座の後藤庄三郎探索を命じられ、探っていくうちに……。海賊大名も絡んだ一大疑惑が浮上してきた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[やま]

剣客大名 柳生俊平シリーズの14作目。2020.01発行。字の大きさは…中《字が細い》将軍家剣術指南役の柳生藩主・柳生俊平が８代将軍・徳川吉宗の命により、影目付として悪を退治する。此度は、将軍吉宗が、貨幣の量を増やすため旧小判を集めて、金の含有量を減らした新小判を作る貨幣改鋳を御金改役の後藤庄三郎に命じるが。庄三郎は、己の利益のために薩摩藩と抜け荷を行なおうとするが…。琉球から、琉球王家の血お引く美しい舞姫・愛梨が来る。柳生俊平は、愛梨の美貌と美しい舞に心惹かれる。愛梨は、俊平様わたくしは…、この恋は…。

2020/02/13

[とし]

剣客大名 柳生俊平｢琉球の舞姫｣14 巻。貨幣改鋳を巡り金座の後藤庄三郎、薩摩藩主島津継豊、森藩主久留島光通、伏龍党と手強い相手が俊平に立ち塞がりましたね、ちょっとドキドキでした。琉球王家の血お引く美しい舞姫・愛梨再び登場して欲しいですね。

2020/09/24

[よしぜん]

★★★⭐︎⭐︎

2021/05/30