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内容説明
仙薬奪取の為に死罪人・山田浅ェ門それぞれが手を組み、多くの犠牲を払いながらも天仙を退けた先発上陸組一行。そんな折、殊現を筆頭に様々な思惑を抱えた追加上陸組がついに蓬莱に辿り着く…! 天仙・蓮(リェン)も壮大な野望を胸に本土侵略へ動きだし、事態はさらなる混沌へと誘われていく…!! 第十巻――!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
52
天仙さえ追い詰める石隠れの戦仕掛け。カオス的な状況を引き起こすシジャのキャラクターが素敵過ぎる。だいたい闘いの場で〝愛〟とか語っちゃうヤツって壊れてるよね。あ~このゴチャゴチャした乱戦模様、なんだか心地好い。2020/06/13
トラシショウ。
32
「何度も振り出しに戻る。何度も何度も、希望が潰える。まるで極楽浄土と地獄を行き来している気分だ」。石隠れの里で白髪の少年が「がらんの画眉丸」を襲名するまでの回想と、追加上陸組を取り仕切る山田浅右衛門・殊現の強さの理屈を挟みながらのてんせん配下、上陸生き残り組、追加上陸組の三つ巴の「戦」を描く。ざっくり言うと画眉丸と殊現の強さの裏打ち回。「個人の二つ名」じゃなくて「襲名性の屋号」だった訳か。そりゃ里の首領も抹殺に躍起になる訳だ。更なる混迷を迎えた戦況の中で命を拾う者、落とす者は、誰だ(以下コメ欄に余談)。2020/06/12
アマニョッキ
28
涙腺に自信のない人はお昼休みに読んじゃダメ。2020/09/09
レリナ
26
これ敵味方関係なくサバイバルになりそう。どうやら敵にも事情がありそうだし、目的がはっきりすれば、意外と共闘もあるかも。この作品は本当に線が繊細で、丁寧に描いている印象が強いので、何度も読み返したくなる。バトルの描写がその分わかりやすいし、読みやすい。バトルシーンが分かりにくい漫画はよくあるが、この漫画はそれを返上してくれるできの漫画なので、自信を持ってオススメする。とにかく敵味方問わず、魅力的なのでストーリー以外も楽しめると思う。特に今の殺し合いはドラマがあって、面白い。強く推す作品。次巻に期待。2020/06/10
いが
18
だいぶ引っ張った追加上陸組がレギュラー陣と対峙。戦局に大きな変化が出る。追加上陸組の高い戦力が披露されるも、想定していたような最悪の展開にはまだなっていない。天仙も残っているので、今後の予想がつかない。設定の後付けの積み重ねが気になるが、面白いのでそれほどの違和感はない。2020/06/05