チャンピオンREDコミックス 科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌 6

著者名：ＫＡＫＥＲＵ

秋田書店（2020/04発売）

• ISBN：9784253238212

内容説明

アラクネ種ラァ族の里で運搬式冷凍庫「車氷室」を完成させたクリ娘ハーレム王の主人公・栗結大輔。この世紀の大発明をクリーチャー娘達とともに喜ぶ大輔であったが、異世界においては国家機密にも値する、この革命的技術を、うっかり覗き見てしまった人間種の冒険者達がいた…。消されるのか?　山に埋められてしまうのか!?　ともにいる女冒険者までも!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。]

異世界に行ってしまった残念な男達の残念じゃなくなってきたエロ科学的漫画？

2024/07/22

[まゆにゃ]

Kindle。だいたいWeb連載で既読。エロさ的にはアレなので、むしろWeb連載の乳首隠し（「ゴメンね！見せられないよ!!」スタンプで偏執的なまでに隠されている）付きの方が面白いような気がするのはどうなのか。Kindleでも別にレーティング付いているわけでもないしなぁ。さておき、今巻は唐突に吸血鬼娘登場（そしてすぐにどっか行く）。あとはだいたいオリスエくんが自信をつけて魔王になっちゃうあたり。しかし彼は色々武器を興味本位で組み上げるのはいいけど、それでどこへ行くつもりなのやら……。

2020/04/22

[私的読書メモ漫画用]

底抜けに明るく楽天的で、社交的な主人公陣営と、どうにも陰鬱な雰囲気が色濃いオリツエ陣営。見事な対比を成す両陣営は、果たしてどういう決着を迎えるのか。そろそろ落としどころが気になってきます。今回も責めた風刺のオンパレードですが、こう論いたくもなるような我々の現実も実際ヤバイよな、とも思わされます。番外編のように挿入されたヴァンパイアのエピソードはそこだけ浮いている感が強いのですが、それだけ主張したかったことが込められているのだろうと読み取りました。

2020/04/24

[Mr.deep]

織津江さんの魔王化にほっこり。現実世界でも女性にもてないって自己否定が原因が実力発揮できない人多いですもんね

2020/04/22

[HK]

人間社会を巨視的な観点から相対化するという文明SFの王道が、特にジェンダーにかかわる部分で非モテのルサンチマンと結びつくことで、不快さと紙一重の異様な迫力を持った作品になっている。ポリコレ的にまずいというだけでなく、作劇的にも過剰だとしか言いようのないミソジニー語り（唐突なヴァンパイア回とか）が普通にストーリーテーリングを阻害している感もあるが，そのいびつな熱量がオリジナリティをの源であることもまちがいない怪作。

2020/07/25