内容説明
「俺とあいつは、パートナーなんだ。一時的にしろ、何にしろ、とにかく、今現在、あいつが俺のパートナーである限り、俺があいつを見捨てることはありえないんだ」遂にモリアーティ（＝ホームズ）とワトスンが手を結んだ!! スコットの悪意、ジョイスの執着は英国を揺るがす陰謀を孕み、様々な思惑が絡むなか、桟橋の空に銃声が鳴り響く……。そして、世界一有名な諮問探偵と悪の教授（プロフェッサー）の対立の図式は、そこからいかにして誕生するのか――!? ミステリアス・ロマン、謎を解き明かして堂々の完結!! 電子書籍限定・新作書き下ろし短篇も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詩歌
2
石炭入れに葉巻、パイプ煙草はペルシャスリッパの爪先にというエピソードは原典にもある。だがこの話ではモリアーティ(ホームズ)なので、猫が悪戯しているみたい。2014/03/25
おれんじ2007
2
ようやくホームズとワトソンの探偵稼業が開始しました。どう収まるのかと思ってましたが、最後はなるほど、原典のワトソン、ホームズ、モリアーティの関係になってる。しかしこの話、モリアーティは３人、ホームズも３人出てくるんですよね；しかも最終的にそれがその人の本名じゃないってあたりがなんとも…； この後、続編は残念ながら出てないようですが、またいつか書いて頂きたいものです。2010/03/21
くらちめる
0
ウィングスではこれがすき
みや
0
☆☆☆☆☆
